-
南箕輪村 機能別消防団員の年額報酬について答申
南箕輪村特別職報酬等審議会は4月から村消防団の予備消防団員を機能別消防団員へ移行することに伴い、その年額報酬について13,000円が妥当であると藤城栄文村長に7日答申しました。
7日は、南箕輪村特別職報酬等審議会の栗原
敦司
会長らが役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
現在の一般消防団員の年額報酬は36,500円となっています。
4月から機能別消防団員に移行する現在の予備消防団員の年額報酬も同じく36,500円です。
審議会では、訓練や点検などの活動がある一般消防団員と、有事の際のみに出動する機能別消防団員とのバランスを考え、減額となる13,000円が妥当と答申しました。
条例改正案については3月の村議会定例会に提出される予定です。
-
だるま市に向け人形飾り製作
11日に伊那市高遠町の鉾持神社参道で開かれる伝統の「だるま市」を盛り上げようと、伊那市の地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんが「人形飾り」の製作を行っています。
人形飾りを作っているのは、高遠町的場にある伊那市の倉庫です。
7日は吉澤さんや市の職員2人が作業を行いました。
作っているのは、マンガのキャラクターをモチーフにした4体です。
大きさは縦横50センチで、発泡スチロールから型を切り出し、ヤスリで形を整え、ペンキで色を付けていました。
また、遊ぶ事ができる高さ1メートル80センチのだるま落としも作りました。
チャレンジして成功するとお菓子がもらえるという事です。
吉澤さんが発案した人形飾りは、仲町駐車場西側の旧ほていやに展示されます。
この他に保育園や企業6団体が仲町駐車場などに人形飾りを設置する予定です。
-
5日の大雪で各地に影響
5日から6日の朝にかけて長野県全域で大雪となりました。警報級となった雪は各地に影響を及ぼしました。
伊那市のベルシャイン伊那店です。
雪の影響で高速道路が通行止めになり、商品が届かなかったということです。
特にパンは、全メーカーの商品が届きませんでした。
鮮魚コーナーではシャリが届かず、寿司の販売ができなかったということです。 -
信大農学部 ジャム15種類 発売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習の一環で栽培した果物を使ったジャムの販売が6日から始まりました。
りんごやぶどうなど15種類のジャムの販売が始まりました。
ジャムには去年植物資源科学コースの2年生およそ40人が農場で育てた果物が使われています。
ジャムは200グラム入りで価格は種類により400円から500円です。
信大では去年雨や気温の影響をあまり受けず、例年並みの収穫量だったということです。
果物と砂糖のみで作られていて、香りも楽しめるということです。
また、ラベルは果物を栽培した40人が2種類ずつデザインしていて、好きなものを選ぶことができます。
今年はジャムの他に初めてトマトピューレも販売されます。
味の調整はせずにトマトのみで作られています。
トマトピューレは430ml入り500円です。
信州大学農学部内の生産品販売所や、上伊那の道の駅などで販売されています。
-
寒晒蕎麦 乾燥作業
4日の立春に合わせ、伊那市の高遠そば組合はおよそ1か月間、川の冷水に浸したそばの実を引き上げ、乾燥作業を行いました。
5日は、高遠そば組合のメンバー4人が川から引き上げたそばの実を広げ、乾燥させていました。
そばの実は、1月5日から伊那市長谷の粟沢川に浸していました。
5日からおよそ1か月乾かしていきます。
寒風にさらして乾かすことで、食感がよくなり、甘みが増すということです。
山根健司組合長は「手間はかかるが、おいしさに繋がりお客さんに喜んでもらえると思う」と話していました。
寒晒蕎麦は、7月13日から高遠町の7店舗と東京都の1店舗で提供が予定されています。
-
箕輪町無形民俗文化財 中村常会念仏講
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている北小河内中村常会の念仏講が4日に、中村集会所で行われました。
集まった住民が車座になり、長さ10メートルを超える大きな数珠を、反時計回りに回しながら、「南無阿弥陀仏」と唱えます。太鼓と鐘に合わせて念仏を唱えます。
数珠にはひとつだけ大玉がついていて、その玉が回ってくると、押しいただいて、願い事をします。
中村常会の念仏講は、江戸時代から続くとされていて、2月の第一日曜日に行われています。
以前はその年の当番である当屋の家で行われていましたが、20年ほど前から集会所で行われるようになりました。
新型コロナの中でも役員のみで続け、今回も一部縮小しましたが、地域住民が参加して行事が行われました。
中村常会の念仏講は、箕輪町無形民俗文化財に指定されています。
-
伊那食品工業の社員らの作品展「未来の明工展」
伊那市西春近の伊那食品工業株式会社の社員とOBによる作品展「未来の明工展」が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、社員24人とOB1人の作品が展示されています。
作品展は今回が4回目で、油絵や書、写真などジャンルは様々です。
出品したのは、20代から80代までで、工場や研究室、店舗の販売員など、所属部署も様々です。
未来の明工展は、新型コロナの感染拡大を受け、明るい話題を提供しようと、4年前から年1回開かれています。
中には、県の美術展に作品を出品している人もいます。
こちらは、最高顧問の塚越寛さんの作品です。
オランダを訪れた際に撮影したお気に入りの1枚だということです。
伊那食品工業の社員とOBによる作品展「未来の明工展」は、18日日曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
-
高遠町引持「ことはじめの念仏」
伊那市高遠町上山田の引持でも、「ことはじめの念仏」とよばれる行事が行われました。
長さ17メートルの数珠を「南無阿弥陀仏」と唱えながら、反時計回りに3回まわします。
こちらの数珠にも大玉があり、大玉が自分の前に回ってくると、押し頂いて願い事をします。
こちらの鉦には、安永2年、(1773年)と書かれていて、その当時から行われていたと推察できるということです。
引持のことはじめの念仏では、般若心経を唱え、「不動明王」「釈迦如来」など13仏の名前を3回唱えました。
引持のことはじめの念仏は、2月8日の事始めに合わせて行われていて、それに近い日曜日に行われています。
今回は新型コロナの影響で4年ぶりになりました。
-
県内の広い範囲で大雪警報 交通機関に影響も
長野県内は5日、広い範囲で雪となり、午後1時16分には県内の広い範囲に大雪警報が発表されました。
この雪により、伊那地域でも交通機関などに影響が出ています。
伊那地域では、午前10時頃から雪が降り始め、今シーズン初めてのまとまった雪となりました。
商店街では、住民が歩道の雪かきに追われていました。
長野地方気象台は、午後1時16分に、伊那地域を含む県内の広い範囲に大雪警報を発表し、6日の朝にかけて警戒を呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在7センチの積雪があったということです。
雪の影響で交通機関にも乱れが出ています。
午後4時現在、中央自動車道は、岐阜県の中津川インターチェンジと山梨県の須玉インターチェンジの間で上下線ともに通行止めとなっています。
高速バスは、長野線・新宿線・大阪線・名古屋線の全ての便が、降り始めごろから順次運休となりました。
またJR飯田線は、伊那大島駅から辰野駅の間で、昼頃から運休となっています。
この影響で、上伊那の高校では、下校を早める学校もありました。
伊那市の小中学校では、必要に応じて、箕輪町は全ての小中学校で、南箕輪村では小学校が時間を早めて下校をしています。
長野地方気象台では、上伊那地域の6日午後6時までに予想される24時間の降雪量は、多いところで20センチと予想しています。
気象台では、路面の凍結による交通障害や湿った重い雪によるビニールハウスの倒壊、樹木からの落雪などに注意を呼び掛けています。
-
宮島酒店 立春朝搾りを出荷
4日は立春、暦の上では春となりました。
伊那市荒井の日本酒「信濃錦」の蔵元、宮島酒店では春の訪れを祝う酒「立春朝搾り」の出荷が行われました。
午前6時30分過ぎに伊那市の酒販店が酒を受け取りに訪れていました。
この立春朝搾りは、安曇野から飯田地域のほか、東京などにも出荷されました。
4日の伊那地域では雪が降り、最低気温は午前1時38分に氷点下0.7度となりました。
立春朝搾りは、午前3時から瓶詰め作業を行ったということです。
今年は一升瓶を260本、720ミリリットル入りを1,400本出荷します。
立春に搾りあがった酒をその日のうちに味わってもらおうというもので、宮島酒店では今年で24年目になります。
酒米には伊那市高遠町で低農薬で栽培した美山錦が使われています。
午前7時から、荒井神社の神主による神事が行われました。
宮島敏社長や販売を行う店主らおよそ15人が参列し、無病息災や商売繁盛を祈りました。
立春朝搾りは、一升瓶が3,795円、720ミリリットル入りが1,980円です。
伊那市内では、酒文化いたやで販売されます。
今回の売り上げの一部は、日本名門酒会が全国43の蔵元に呼びかけ、能登半島地震で被災した蔵元に寄付するということです。
-
上伊那岳風会 伊那地区初吟会
長野県上伊那岳風会の伊那地区初吟会が、4日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会では来賓を含め、57人が吟を披露しました。
始めに、大合吟が行われ「朗詠」という詩を全員で吟じました。
伊那地区内には14の教室があり、それぞれに活動しています。
初吟会では、それぞれが自慢ののどを披露していました。
下平 岳渓会長は、「8月の吟道大会で、上伊那は57回の大会となる。100回につなげられるように知恵とずくを出して、飛躍の年にしていきたい」と話していました。
-
各地で節分にちなんだ行事
3日は節分です。
各地で節分にちなんだ行事が行われました。
南箕輪村の恩徳寺では厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
本堂の中で火を焚いて行われる大護摩祈祷は、午前6時から午後5時の間に7回行われ、このうち午前10時半の祈祷には、およそ100人が訪れました。
不動明王の火に僧侶が御札や身に着けているバッグなどをかざしました。
豆まきはありませんでしたが、今年は4年ぶりに人数制限を設けずに行われました。
僧侶が子どもを抱え、火にかざす姿も見られました。
-
未来ラボIN伊那谷 8日開催
上伊那の産学官の各種団体でつくる郷土愛プロジェクトは、幅広い世代と意見交換をし、地域の将来考えるイベント「未来ラボIN伊那谷」を8日に伊那市内で開きます。
29日はいなっせでイベントの概要の説明会が開かれました。
「未来ラボIN伊那谷」は2020年度から、郷土愛プロジェクトが6回にわたり開いてきました。
前回からは学生や地域住民が主体となり企画・運営を行っています。
今回担当するのは伊那市出身で慶應義塾大学1年生の佐野天咲さんです。
佐野さんは、伊那北高校出身で、在学中には市内の中心商店街の中高生や地域の人が気軽に集うことができるコミュニティースペース「いなまちたしゅう室」の運営にも携わりました。
この経験から佐野さんは、さらに充実した居場所づくりに取り組むため、幅広い世代から意見を聞きより具体化したいと考えています。
イベントでは、プレゼンテーションのほか、グループディスカッションなどを行う予定です。
「未来ラボIN伊那谷」は8日(木)午後4時半からいなっせ6階ホワイエで開かれます。
募集期間は5日までで、ご覧のQRコードから応募できます。
-
復興応援ラーメン6日販売
伊那市や南箕輪村のラーメン店5店は6日に、能登半島地震の被災地を支援するチャリティーラーメンの販売を伊那市のベルシャイン伊那店で行います。
売り上げは全額被災地へ寄付されます。
被災地支援のために一杯1000円、400食限定で販売する「復興応援チャリティーラーメン」です。
1日は、販売会場となるベルシャイン伊那店内のラーメンはるちゃんで、当日提供するラーメンを作りました。
能登半島地震の被災地に今できることをしようと南箕輪村の麺づくり蒼空の店主、竹村泰治さんの呼びかけで、伊那市の麺屋二八、らぁめん勝ちどき、ラーメンはるちゃん、南箕輪村のラーメン将太の5店が行います。
スープや麺、チャーシューなど各店が得意とする分野の材料を持ち寄って作った一杯です。
魚介ベースのしょうゆ味で、試食をした店主は、「食べやすく、懐かしい味に仕上がった」と話していました。
ラーメンの他に、おにぎりやソフトクリームも販売する計画です。
能登半島地震復興応援チャリティーラーメンは、6日の午前11時からベルシャイン伊那店のラーメンはるちゃんと時計台広場前に80席を設け販売します。
当日は、ラーメン作りについて学習する伊那小学校6年忠組の児童も手伝うということです。
売り上げは全額被災地へ寄付されます。 -
高遠町図書館 手づくり辰だるま配布
伊那市高遠町の高遠町図書館は、キッチンペーパーの芯を使った手作りのだるまを1日から無料でプレゼントしています。
こちらが、手作りの辰だるまです。
館内の消毒で使うキッチンペーパーの芯を使って作られています。
職員4人で、2か月前から準備をしてきたということで、合格や福、寿の文字が書かれています。
高遠町図書館では、11日のだるま市に合わせて手作りのだるまを作っていて、今年で3年目となります。
辰だるまは、無料で誰でももらうことができます。
先着50人で、無くなり次第終了となります。
-
節分を前に 園児が豆まき
3日の節分を前に伊那市の西箕輪保育園では、豆まきが行われました。
園児たちは新聞紙を丸めた豆とお面を作り、豆まきをしていました。
絵に描いた鬼に豆を投げていると…保育士が扮した鬼がやってきました。
園児たちは一斉に逃げ出していました。
なかには泣いてしまう園児もいました。
年長の園児は、リズム室で鬼役と鬼を退治する役に分かれて豆まきを楽しんでいました。
するとそこにも鬼が現れました。
-
第2回桜開花予想 高遠城址公園3月30日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第2回の桜の開花予想を1日に発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は3月30日で、前回の発表よりも2日早くなっています。
-
レーシングカート 城取さんアジア大会結果を報告
レーシングカートのアジア大会に出場した箕輪進修高校3年生の城取聖南さんが役場で30日に出場を報告しました。
この日は城取さんが白鳥政徳町長に大会の結果を報告しました。
愛知県のチームに所属する城取さんは1月26日からマレーシアで開かれたレーシングカートのアジア大会「ロータックスアジアフェスティバル」に出場しました。
城取さんは予選を54台中8位で決勝に進み、決勝では一周およそ1kmのコースを22周走りました。
4位争いをして残り2周を切ったところでマシントラブルによりリタイアしたということです。
アジア大会へはこれまでの大会での実績から推薦されて出場したということです。
タイヤやブレーキパッドなどのカートの部品や大会へのエントリー費用を稼ぐためアルバイトを掛け持ちして、週末は岐阜県のサーキットで練習をしています。
今後は県内の大学に進学し、カートを続けていくということです。
白鳥町長は「日本代表を目指して頑張ってください。期待しています」と話していました。 -
おやじ学級公開講座 箕輪学かるたで町学ぶ
箕輪町内の観光地や文化財を紹介する「箕輪学かるた」で町について学ぶ講座が、地域交流センターみのわで15日に開かれました。
講座は、箕輪町公民館のおやじ学級の公開講座として開かれ、学級生と一般のあわせて34人が参加しました。
講師を務めたのは、町郷土博物館の井澤はずきさんです。
講座では、郷土博物館が製作した、町内の観光地や文化財、伝統行事がかかれた「箕輪学かるた」を使い、町について学びました。
50音すべての札を紹介し、歴史やその由来を解説しました。
江戸時代に始まったとされるお盆の厄除けの行事おさんやりは、「おさんやり真夏に白の男衆」とかかれ、絵札には舟を担ぐ人の姿が描かれています。
この講座は、町民に自分が住んでいる地域について深く知ってもらおうと開かれました。
井澤さんは「かるたを使い家族で簡単に楽しく町のことを学んでもらいたい」と話していました。
かるたは、郷土博物館で1セット税込み1,000円で買うことができます。
-
南箕輪小児童が消防署見学
南箕輪村の南箕輪小学校の児童は、消防署の仕事を学ぼうと伊那市の上伊那広域消防本部伊那消防署を31日、見学しました。
31日は、南箕輪小学校の3年生36人が施設などを見学しました。
出動時に消防士が着る防火服や空気呼吸器などを実際に身につけていました。
署員は「全部で20キロほどある防火服などを1分で身につけて出動できるようにしています」と話していました。
他に、救急車や消防車の見学では、それぞれの車両の役割や備え付けられている機材について説明を受けていました。
消防署の見学は、社会科の授業の「火事からくらしを守る」学習の一環として、行われました。
南箕輪小学校では「教科書だけではなく、実際の体験として仕事を知ることでより学習を深めてもらいたい」と話していました。
-
空き家活用・移住促進ワークショップ
JR伊那市駅近くの空き店舗を活用した移住案内窓口やシェアオフィスなどを備えた複合施設が5月にオープンします。
オープンに向けて、空き家活用や移住促進について考えるワークショップが、21日に伊那市内で開かれました。
ワークショップには移住者を中心におよそ20人が参加しました。
このワークショップは、地域住民でつくる、空き家の活用や移住促進などに取り組む「すまいテラスいな協議会」が開いたものです。
協議会では、JR伊那市駅近くにある旧菓子店の建物を改装し、移住の案内窓口や交流拠点、シェアオフィスを備えた複合施設「すまいテラスいな」を今年の5月にオープンする予定です。
ワークショップでは参加者が施設の予定地を見学しました。
見学後、参加者はグループごとにわかれ「すまいテラスいな」の活用について意見を出し合いました。
参加者からは「移住者が住居や仕事など生活に必要な情報を得られる場所にしたい」、「幅広い年代の人が気軽に立ち寄れる場所にしてほしい」などの意見が出されました。
-
KOA 従業員からの電力で地産地消へ
箕輪町に本社を置く電子部品メーカKOA株式会社は、固定価格買取制度を終えた従業員の家などに設置されている太陽光発電を活用する取り組みを今月から始めました。
従業員から買い取った電力を供給するKOAの本社敷地内にある健康推進棟「しんしん堂」です。
この取り組みは、KOAの従業員の自宅などに設置され、10年以上経過した太陽光発電の電力を伊那市の丸紅伊那みらいでんき株式会社が買い取り、KOAに供給するものです。
KOAによりますとこの取り組みは県内では初めてで、全国的にもまれだという事です。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、国が決めた価格で大手電力会社が設置者から電力を買い取るもので、期間は設置から10年間です。
10年を過ぎても買い取りは継続されますが、価格は割安となるため、KOAがその電力を活用するものです。
現在は従業員40人が申し込みをしていて、随時、希望者を募っていく事にしています。
KOAでは脱炭素の取り組みを経営の重要課題に位置付けていて、2030年度の二酸化炭素の排出量を2020年度と比べ70パーセント削減することを目標にしています。
-
伊那ゆいま~るで入園準備品の製作
伊那市の多機能型事業所 伊那ゆいま~るでは、2月の保育園の入園準備品の販売に向けて絵本袋や弁当袋などの製作を行っています。
31日は伊那ゆいま~るの利用者と支援員の5人が作業を行いました。
入園準備品は男の子用と女の子用の柄があり、伊那市の保育園の指定サイズに合わせて作られています。
製作しているのは、絵本袋や着替え袋、弁当袋など5種類です。
幼児用は5種類のセットで税込み9,100円、未満児用は絵本袋と着替え袋、手提げ袋の3種類セットで8,100円となっています。
希望に応じて単品でも販売を行うということです。
販売会は2月14日~から16日まで伊那市役所で開かれます。
伊那ゆいま~るでは、利用者の工賃アップにつなげようと毎年、入園準備品の製作と販売を行っています。
-
ステッカーでe-Taxを呼びかけ
2月16日から令和5年分の確定申告が始まります。
伊那税務署では、管内のバスにステッカーを貼り、「e-Tax」での申告を呼び掛けています。
26日は、伊那市の伊那バス株式会社で、バスにステッカーと広告が貼りつけられました。
伊那税務署ではステッカー515枚を作り、自宅で確定申告書の作成ができる「e-Tax」での申告を呼びかけています。
e-Taxでは、ふるさと納税などの寄付金控除で必要な証明書が不要になります。
バス内に貼られた広告は、伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会が製作したものです。
確定申告の会場が書かれていて、44枚作られました。
会場での確定申告は2月16日から3月15日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで行われます。
-
高校2年生対象 地元企業説明会
上伊那の公立・私立・通信制の10校の高校2年生を対象にした、地元企業の説明会が、29日に伊那市のいなっせで開かれました。
説明会には、上伊那10校の高校2年生290人が参加しました。
参加企業は、製造業を中心に20社で、生徒は希望する5社を選び、20分ずつ話を聞いていました。
説明会は、早い段階で地元の企業について知ってもらおうと、ハローワーク伊那が毎年この時期に開いているものです。
ハローワーク伊那によりますと、去年11月現在、新規高卒者の求人数は前の年より23人少ない741人で、求職者数は22人多い334人となっています。
ハローワーク伊那では、「求人数は若干減少したものの去年から多い状況で推移している。人材の流出を避けるため、地元就職に繋げていきたい」と話していました。 -
ルビコン(株) 能登半島地震の被災地に義援金200万円送る
伊那市西箕輪の電子部品メーカールビコン株式会社は、能登半島地震の被災地に送るために従業員などから募った義援金200万円を、29日に伊那市に届けました。
29日は、ルビコンの赤羽宏明社長ら2人が市役所を訪れ、日本赤十字社伊那市地区長の白鳥孝市長に目録を手渡しました。
ルビコンでは、被災地支援として国内外の事業所の役職員およそ1,300人から義援金を募ったところ、200万円が集まったということです。
伊那市では、28日までに288万9,839円が義援金として寄せられていて、日本赤十字社を通じて被災地の支援に充てられるということです。 -
酒井さつきさん 上農生に料理本を贈る
伊那市美篶の郷土料理伝承家の酒井さつきさんは、自費出版している料理本を南箕輪村の上伊那農業高校の3年生に22日に贈りました。
この日は、酒井さんが上伊那農業高校を訪れ、代表の生徒に本を手渡しました。
贈ったのは、自費出版している、上伊那の郷土食などを紹介する「かみいな食ごよみ」です。
この本の中では、肉じゃがや五平餅などおよそ100品が紹介されています。
酒井さんは、上農で食文化の授業の講師として生徒におやきなどの作り方を教えています。
春に高校を卒業し、1人暮らしなどを始める生徒に活用してもらおうと、3年生139人全員に本を贈りました。
酒井さんは、母校の伊那弥生ケ丘高校の3年生全員にも「かみいな食ごよみ」を贈るということです。
-
西春近で新春そばまつり
地元産のそば粉を使った新春そばまつりが28日に伊那市西春近で初めて開かれました。
新春そばまつりは受験生の応援をしようと春近そばの会が初めて開いたものです。
受験を控えた中学3年生と高校3年生には100食限定で無料でそばがふるまわれ、伊那食品工業のチョコも一緒に配られました。
会場には多くの人が訪れ打ち立てのそばを味わっていました。
そばは西春近産のそば粉を使い税込み600円で提供されました。 -
みはらしファームで「せいの神」
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでどんど焼き「せいの神」が28日行われました。
せいの神は五穀豊穣の神歳神が訛ったものです。
小正月の伝統行事で21日に予定されていましたが悪天候で延期しこの日行われました。
羽広地区の住民が持ちよった正月飾りやだるまを焼いて無病息災を願いました。
高さは13メートルで南信地域では最大級だということです。 -
三峰川河川敷で環境整備作業
三峰川本来の河川環境や景観を取り戻し親しみやすい川にしようと、伊那市東春近の河川敷で樹木の伐採作業が28日行われました。
28日は伐採を企画した三峰川みらい会議のメンバーとボランティアおよそ20人が伊那市東春近の河川敷で作業を行いました。
参加者らはチェーンソーで木を切り倒し、扱いやすいサイズにしていました。
生えているのは主にニセアカシアで、大きいものは、高さ8メートル程です。
河川敷に木が生い茂っている事でゴミの不法投棄や野生動物が住み着き、環境の悪化につながるという事です。
また大雨の時には、川の水をせき止めるきっかけとなり災害に繋がるという事です。
三峰川みらい会議では景観の保全や防災を目的にボランティアを募って毎年作業を行っていて今回で16回目です。
若林晴二代表は「四季を通じてきれいで安全な三峰川の環境を守っていきたい」と話していました。
この日伐採した木は、ストーブ用の薪として参加者が持ち帰ったということです。