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モバイルクリニックのデモンストレーション

モバイルクリニックのデモンストレーション

伊那市がはじめる遠隔医療・モバイルクリニック事業に使う移動診察車が12日に公開され、診察のデモンストレーションが行われました。
こちらが、モバイルクリニック事業に使われる車両です。
診察を受けられるのは、高血圧や糖尿病などの慢性疾患がある患者です。
事前予約をした患者の家に車が向かい、病院に行かなくても社内で医師の診察を受けることができます。
移動診察車には、看護師と運転手が1人ずつ乗り、看護師は血圧の測定や問診を行います。
テレビ電話を通じて、離れた場所にいる医師の診察を受けられます。
車内には、医師と話せるテレビ電話用のモニターや簡易ベッドなどが搭載されています。
モバイルクリニック事業は、ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社「MONET(モネ・) Technologies(テクノロジーズ)」と、大手医療機器メーカー、フィリップス・ジャパン、伊那市が共同で行うものです。
 

モバイルクリニックのデモンストレーション

この日、伊那市と㈱フィリップス・ジャパンは、この事業に関する協定を締結しました。
伊那市では、医師不足や通院に不自由な山間地域に暮らす高齢者の負担軽減を目的に、日本で初めての遠隔医療の実証事業に取り組みます。
実証事業には、伊那市の神山内科医院・春日医院・伊那中央病院の3つの病院が協力することになっています。
モバイルクリニックの実証事業は、来年1月以降の年度内から来年度にかけて行われます。
 

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