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伊那市のコンビニで強盗
現金6万円奪う31日午前5時38分ころ、伊那市中央のコンビニエンスストアで強盗事件があり、犯人が現金約6万円を奪って逃げた。店員に、けがはなかった。
伊那警察署によると、事件があったのは伊那市中央の竜東線沿いにあるサークルK伊那中央第1店。
午前5時38分ころ、アルバイト店員の男性が一人で店番をしていたところ、店に入ってきた男が包丁のような物を出して「金を出せ」と脅し、レジにあった現金約6万円を奪った。
男は白い軽トラックで逃げたという。
店員にけがはなく、事件当時、店内に客はいなかった。
男は年齢が40歳から60歳くらい、身長は160センチから170センチの中肉。灰色の上着に黒色のズボン、白いマスクを着けていたという。
伊那署では、強盗事件とみて調べを進めている。
伊那署管内の今年の強盗事件は、今回で5件目。 -
南箕輪村死亡事故ゼロ1000日達成
南箕輪村は、平成18年12月に交通死亡事故が発生して以来、千日間死亡事故ゼロを達成した。
29日は、伊那合同庁舎で表彰式が行われ、宮坂正巳上伊那地方事務所長から、南箕輪村の唐木一直村長に賞状が送られた。
南箕輪村が死亡事故ゼロ千日を達成したのは9月11日で、平成16年8月以来5年ぶり。
表彰を受け唐木村長は、「今年は交通事故が増えている。表彰を機に、さらに死亡事故ゼロを継続できるよう努力していきたい」と話していた。
なお、死亡事故ゼロの継続日数は、昨日現在で伊那市が47日、箕輪町は1111日、南箕輪村は1017日となっている。 -
死亡事故現地診断
交通死亡事故の現地診断が8日、伊那市長谷の事故のあった国道で行われた。
現地診断は事故の再発を防せごうと、伊那警察署などが行ったもので、地元役員や交通安全協会の会員など30人が参加した。
事故は先月8月に発生したもので、21歳の男性が運転する乗用車が前を走行していた乗用車を追いこそうとした際、反対側から走行してきた77歳の男性が運転する軽トラックと正面衝突したものです。
この事故で77歳の男性が亡くなっています。
参加者からは、「道幅を狭く見せ速度抑制のためのドットマークや赤色回転灯の設置。中央線を追い越し禁止にすればよいのではないか」などの意見が出されていました。
伊那署管内では去年の死亡事故は5件で5人、今年に入ってからは、1件で1人となっています。 -
箕輪町で高齢者を狙う詐欺事件発生
2日の昼頃、箕輪町で高齢者がお金を騙し取られる詐欺事件が発生した。
伊那警察署では、一人で判断せずに、落ち着いて対応するよう、注意を呼びかけている。
詐欺事件は、2日の昼頃、箕輪町の高齢者宅に、3人組の男が訪れ、「悪徳訪問販売リストに名前が載っているので、削除しましょう」と相談を持ちかけ、お金を騙し取ったもの。
犯人の特徴は、3人とも30代縲・0代の男で、一人は小太りだという。
伊那署では、同様の事件が連続して発生する可能性があるとして、不審な電話などがあった場合は、一人で判断せずに、伊那署まで相談・通報するよう呼びかけている。 -
パチンコ景品交換所に強盗
27日午後2時40分頃、南箕輪村久保のパチンコ景品交換所に強盗が入り、現金約70万円を奪って逃走した。
伊那警察署の発表によると、事件があったのは南箕輪村久保のパチンコミノワ景品交換所。
犯人はパチンコ景品交換所から現金およそ70万円を奪って逃げた。
交換所の67歳の女性にけがはなかった。
犯人は20歳から30歳代くらい、身長は170センチから175センチくらいで小太り。
白っぽい帽子に白いマスクを着け、黒っぽい長袖Tシャツに紺色のジーンズをはいていたという。
伊那警察署では強盗事件とみて現在犯人の行方を追っている。 -
伊那市高遠町でコンビニ強盗
25日午前1時25分ころ、伊那市高遠町のコンビニエンスストアに強盗が入り現金3万円を奪って逃走した。
店員にけがはなかった。
伊那警察署の発表によると、事件があったのは伊那市高遠町のセブンイレブン高遠小原店。
アルバイト店員の男性1人が店番をしていたところ店に入ってきた若い男が刃物の様な物を振り上げ金を出せと脅迫し、レジにあった現金3万円ほどを奪って逃走した。
店員の男性にけがはなかった。
逃げた男は、年齢が10代から30代ぐらいで身長はおよそ160センチメートルから165センチメートル。黒っぽい長袖の上着とズボンを履き、帽子をかぶり白いマスクを着けていたという。
伊那警察署では強盗事件として、現在逃げた男の行方を追っている。 -
車上狙い多発!
8月13日から18日にかけて、駐車中の車のガラスが割られ、カーナビなどが盗まれる被害が連続発生しているとして、伊那警察署などが注意を呼びかけている。
伊那警察署によりますと被害があったのは伊那市、南箕輪村などのアパート駐車場に止めてあった車で13日から18日午後5時現在で被害件数は7件にのぼっている。
犯行は車のガラスを割りカーナビ等を盗むもので、手口が似ていることから伊那署では同一犯の可能性があるとみて、捜査を進めている。 -
伊那市西春近踏切で立ち往生
31日午前6時半頃、伊那市西春近の踏切で、自動車が立ち往生し、電車がおよそ40分間停車した。
この事故による、ケガ人はなかった。
事故があったのは、伊那市西春近上島(かみじま)の踏切。
今朝6時半ころ、駒ヶ根市の男性会社員の運転する乗用車が、踏切内で遮断機に衝突した。
このため乗客100人を乗せた、飯田駅・午前5時10分発茅野行きの電車が踏切の手前で停止した。
これにより、この電車が44分遅れたほか、後続の下り快速列車が21分、上り普通列車が43分遅れ、JR東海のまとめによりますと、400人に影響が出たという。
なお、JR東海によりますと、事故後も、踏切は正常に作動しているという。 -
伊那市境の交差点で重傷事故
30日午前9時20分ころ、伊那市境の交差点で原付バイクと乗用車が衝突する事故があった。この事故で、バイクに乗っていた女性が腕や足の骨を折る大けがをした。
伊那警察署の発表によると、けがを負ったのは原付バイクに乗っていた伊那市東春近の伊藤はる代さん(77)。伊藤さんの運転していたバイクと、伊那市の女性が運転しいた乗用車が出会い頭に衝突した。
伊藤さんの走っていた道路には、一時停止の標識が設置されていた。
事故原因は現在調査中。 -
箕輪町で工場爆発
箕輪町松島の帯無工業団地内にある有限会社岡谷ダイカストで25日午前8時10分ころ、工場火災があった。工場で爆発が起こり、当時作業中だった社長が軽いやけどを負った。
岡谷ダイカストは、アルミ加工をしている。
伊那警察署によると、午前8時18分頃に爆発が起こり、爆風により鉄骨プレハブ一部2階建ての建物の窓ガラス約30枚と屋根の一部が破損し、段ボールなどが燃えたという。
当時作業中だった牛山泰秀社長が軽いやけどを負った。
伊那署では、溶鉱炉のアルミが漏れ出し、水とアルミが反応して水蒸気爆発が起きたのではないかと見て原因を調べている。 -
定額給付金詐欺未遂事件
23日昼ごろ、伊那市内の独り暮らしの70歳の女性宅に市役所の職員をかたり、通帳などをだまし取ろうとした男が来たと警察に通報があった。
伊那警察署の発表によると、23日昼ごろ、市役所職員をかたる2人組と思われる男がこの女性宅を訪れ、「定額給付金の受給手続きをしてあげるから、通帳などを渡してくれ。暗証番号を教えてくれ」などと話したという。
この女性は、不審に思い「気をつけるように言われています。本当に市役所の人ですか」などと言ったところ立ち去ったという。
なお伊那市では、給付金の受給対象となる8割の人がすでに申請手続きを済ませていて、申請所は閑散としている。
給付対象となる7万3300人のうち65歳以上は1万8400人。
警察では、市役所職員や警察官が通帳などを預かることはなく、通帳やキャッシュカード、暗証番号は他人に渡したり教えないよう注意を呼びかけている。
伊那署管内で定額給付金事業を悪用した詐欺は今回が初めてという。 -
南箕輪村民体育館に卵投げつけられる
19日午前7時半ごろ、南箕輪村村民体育館に生卵が投げつけられていることがわかった。
場所は村民体育館の玄関付近で、卵は10個程度投げつけられたものと見られ、玄関の扉などに卵のしみが付いている。
村民体育館を管理している唐沢登さんが発見した。
村では、伊那警察署などに依頼し、パトロールを強化する考えで、「みんなの施設なので、大切にきれいに使ってほしい」と話していた。 -
春の全国交通安全運動期間中の事故増
春の全国交通安全運動期間中、伊那警察署管内で交通事故は9件発生し、そのうち1件は死亡事故となった。
伊那警察署のまとめによると、今月6日から15日までの交通安全運動期間中、事故発生件数は9件で去年と比べ5件の増となっている。
運動では高齢者の事故防止を重点に挙げていたが、横断歩道を歩いていた77歳の女性が車にはねられ、収容された病院で4日後に亡くなった。
ほかに82歳の女性が歩行中に車にはねられ重傷を負う事故が発生している。
また9件のうち、6件が歩行者がはねられる事故だったという。 -
伊那市小沢で山林火災
10日午前11時頃、伊那市小沢で山林火災があり、下草や落ち葉などを焼いた。この火事によるけが人はいない。
火事があったのは、伊那市の小黒川パーキングエリア近くの伊那市土地開発公社が所有する山林。近くを通りかかった男性が火が出ているのに気づき、消防に通報した。
火は約3時間半後に消し止められたが、下草や落ち葉など約1100平方メートルを焼いた。
出火原因については、警察と消防で捜査を進めている。 -
南信の高等学校長が校務用パソコン紛失
南信地区の県立高等学校長が、卒業生などの情報が保存されたパソコンを電車の中に置き忘れていたことが10日、分かった。
県教育委員会の発表によると、校長は6日朝7時ころ、出勤途中に校務で使っていた個人のパソコンを電車に置き忘れたまま下車したという。JRと警察に確認したが、パソコンはまだ発見されていない。
パソコンに保存されていた情報は前任校のもので、卒業した生徒の1学期中間期末テストの得点41人分、検定取得状況245人分、職員の住所・氏名などのデータ54人分など。
なお、パソコンを起動するためのログインパスワードは設定してあるという。
校長は、パソコンに情報のある卒業生に対して9日付けで謝罪の手紙を送り、前任校の職員に対しては10日、学校に出向いて謝罪したという。 -
伊那市西春近で山林火災
8日正午頃、伊那市西春近で山林火災があり下草などを焼いた。この火事によるけが人はいない。
火事があったのは、伊那市西春近細ヶ谷の旧伊那スキーリゾート近くの山林。近くを通りかかった人が火が出ているのに気づき、消防に通報した。
火は約1時間後に消し止められたが、下草など約1700平方メートルを焼いた。
現場は、個人が所有している私有林で、近くに焚き火の跡があった。
出火原因について警察と消防で捜査を進めている。 -
伊那市手良の火災で住宅と神社全焼
住宅から遺体2日午前10時頃、伊那市手良で住宅と隣の神社が全焼する火事があった。この火事で出火した住宅から遺体が発見された。
伊那警察署の発表によると、火事があったのは伊那市手良中坪の三澤好幸さんの住宅。火は約3時間後に消し止められたが、木造2階建て住宅が全焼した。
この火事で住宅から遺体が発見され、家の中にいたと見られる三澤さんが行方不明になっている。出火時外出していた母親の無事は確認されている。
また、火が東燐の八幡神社に燃え移り神社を全焼した。
神社の中にあった掛け軸などは住民らの手によって運び出されたが、ほとんどの物が損傷した。
伊那署では遺体を三澤さんとみて調べを進めている。 -
高遠で山林火災
31日午前9時50分ごろ、伊那市高遠町西高遠で山林を焼く火事があった。この火事によるけが人はいない。
伊那警察署の発表によると、火事は西高遠の猪鹿山で発生。500平方メートルほどを焼き、1時間20分後に消し止められた。
火災発生当時は、上伊那森林組合が間伐作業中だった。
伊那署で出火の原因などを調べている。 -
美篶笠原で火事
26日午前11時20分ごろ、伊那市美篶笠原で土蔵脇の廃材を焼く火事があった。
伊那警察署の発表によると、住人が土手を焼いていたところ、土蔵の脇においてあった廃材に火が燃え移り、廃材5立方メートルほどを焼いた。火は、30分ほどで消し止められた。
この火事による実害はなかった。
伊那消防署では、3月と4月は屋外でのたき火や土手焼きなどが周囲に燃え広がって発生する火災が多いとして▽火をつけたら絶対に離れない▽火を付けるときはバケツなどを準備し、きちんと消す▽風の強い日には土手焼きなどをしない竏窒ネどと呼び掛けている。 -
箕輪三日町で土砂崩落
箕輪町三日町の県道19号伊那辰野線、通称「竜東線」の一部で6日、土砂崩落が発生した。
土砂崩落が起きたのは、箕輪町三日町、竜東線の番場原公園近く。土砂は道路約10メートルにわたって流れ込んでいて、流木も混ざっている。
道路を管理する伊那建設事務所によると、土砂崩落によるけが人はいないという。
伊那建設事務所では、現場を全面通行止めにして撤去作業に当たっていて、7日朝、安全が確認でき次第通行止めを解除する予定。
土砂の流出箇所、原因については現在調査中。 -
不法滞在逮捕
伊那警察署などは26日、伊那市、箕輪町、辰野町で、不法滞在のタイ人とフィリピン人3人を摘発した。
伊那警察署の発表によると、摘発されたのはタイ人の男1人、女1人、フィリピン人の女1人で、年齢は34歳から43歳。
不法滞在の期間は短い者で13年10カ月、長い者で22年。
伊那署では、伊那市などの住宅に不法滞在の外国人が住んでいるとの住民からの通報を受け、入国管理局と合同で摘発した。 -
長谷黒河内で山林火災
18日午後0時27分頃、伊那市長谷黒河内で山林の下草などを焼く火事があった。この火事によるケガ人はいない。
火事により、下草など約800平方メートルが燃えた。火は1時間ほど燃え続け、午後1時32分に鎮火した。
原因については、市道の改良工事で使っていたガスバーナーの火が燃え移ったものとみて、伊那警察署で捜査を進めている。 -
勝間で住宅火災
14日午後0時20分ごろ、伊那市高遠町勝間の住宅から火が出て、この家の離れと物置きが焼け、88歳の女性が右足に軽い火傷を負った。
伊那警察署の発表によると、火事があったのは伊那市高遠町勝間の中原眞也さん宅の離れと物置。これにより、木造平屋建ての離れが全焼し、隣に建つ物置が半焼した。
火は1時間ほど燃え、午後1時半ころ消し止められた。
この火事で、離れに住む中原さんの母中原絹子さんが右足に軽い火傷を負ったが命に別状はない。
伊那署では、火元など原因について捜査を進めている。 -
長谷で山林火災
8日午後2時40分ころ、伊那市長谷で山林火災があった。この火事によるケガ人はいなかった。
火災があったのは、伊那市長谷溝口の中島一二三さんの畑の東にある山林。この火事により、山林の下草1万1095平方メートルが燃えた。
火は2時間半ほど燃え続け、午後5時10分ころ鎮火した。
伊那警察署では、中島さんが畑で下草を燃やした火が燃え移ったものみて調べている。 -
伊那市上新田で不審者情報
3日午後5時30分頃、伊那市上新田の路上で、後ろから来た男に抱きつかれたと、女子高校生が警察に被害を届け出た。高校生が抵抗したところ男はすぐに逃げ、ケガなどはなかった。
男の特徴は、年齢が10代後半から20代前半、身長160センチ位で中肉。黒髪で前髪を立て、ダボダボの服装をしていたという。
女子高校生が見知らぬ男に後ろから抱きつかれる事案は先月26日にも伊那市荒井で発生している。
伊那署では、防犯ブザーを持つこと、人通りの少ない場所は避け、一人で歩く場合は周囲に警戒するよう呼びかけている。 -
窃盗事件で少年逮捕
去年11月頃から伊那市、箕輪町、南箕輪村などで多発していた店や事務所を狙った窃盗事件について、伊那警察署は、上伊那に住む少年2人を逮捕した。
伊那署の発表によると、逮捕されたのは、いずれも上伊那郡内に住む18歳の無職とアルバイトの少年2人。
少年らは、1月7日の深夜、南箕輪村の飲食店に侵入し、現金3万円ほどと商品券などを盗んだ疑いで逮捕された。
伊那署管内では、去年11月頃から、ガラスを割って事務所などに侵入する事件が30件ほど発生していた。
伊那署では、これらも少年らの犯行とみて捜査を進めていて、逮捕された2人も一部認めているという。 -
高遠町で土手崩れ
16日午前11時ごろ、伊那市高遠町の千年町で、水路の土手が崩れ土砂が民家へ流れ込んだ。
土砂災害が発生したのは高遠町の千年町で、近くを流れる用水路の六道井から水があふれ、幅13メートル、高さ8メートルに渡り土手が崩れた。
これにより近くの伊東誠司さんの敷地に水や土などが流れ込んだ。発生当時、この家には妻の美津枝さんと1歳の子どもがいたが、けがななかった。
用水路を管理する長野県美篶土地改良区によると、この用水路を流れる水は、農業や防火用として利用されていて、最近の冷え込みにより水が氷ったため堰き止められ、水位は通常の6倍の60センチに達していたという。今後は見回りを徹底し、再発防止に努めたい竏窒ニしている。 -
南箕輪村北殿で住宅火災
14日午前7時15分ころ、南箕輪村北殿の赤羽正男さん宅で火災が発生。午前9時に鎮火した。
焼失面積は、木造モルタル一部で、二階部分と風呂場など合わせて、60平方メートル。死傷者はいなかった。
火事の原因については現在、警察と消防で調査中。 -
伊那市西町で重傷事故
伊那市西町で7日午後11時ごろ、乗用車が道路を横断中の男性をはねる事故があった。
この事故により、男性は脳挫傷など大怪我を負った。
伊那警察署の発表によると、怪我を負ったのは伊那市西箕輪の田中賢郎さん(57)。
伊那市西町の県道南箕輪沢渡線で、田中さんが道路を横断していたところ、箕輪町の男性が運転する乗用車が田中さんをはねた。
これにより田中さんは、頭や骨盤などの骨を折る大怪我を負った。
事故の原因について伊那署が捜査を進めている。 -
新手のカード詐欺 初公判
伊那市などで発生した警察官や金融庁の職員を騙り、キャッシュカードを騙し取る詐欺事件の犯行グループ3人の初公判が8日、開かれた。
長野地方裁判所伊那支部で初公判が開かれ、詐欺の罪に問われている東京都葛飾区の中倉俊也被告と、東京都江戸川区の斉藤正被告、住所不定の高田光伸被告の3人が出廷した。
2008年10月22日に伊那市長谷の女性に対し、警察官などを名乗ってキャッシュカードを騙し取った罪について3人は、「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状によると、中倉被告は運転手を、斉藤被告はキャッシュカードの受け取り人、暴力団構成員の高田被告は、警察官を騙り被害者を騙したほか、本部との連絡係を務めたとしている。
山梨県で、同様の手口で犯行におよんだ件については、中倉被告のみ起訴事実を認めているが、斉藤・高田両被告は、罪状認否を留保した。
地検伊那支部では、松本市や埼玉県などの事件で追起訴する方針。
次回の公判は3月12日に予定されている。