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石工に思い馳せ 石割り実演

現在の石匠の仕事を見学することで高遠石工の技術に思いをはせてもらおうと、10日伊那市高遠町で講座が開かれ、石割りの実演が行われました。
重さ800キロほどの小黒川の花崗岩(かこうがん)です。
伊那市西春近の唐木屋石材工芸会長の唐木(からき)一平(かずへい)さんが、石割りを実演しました。
この講座は、現在の石匠の仕事を見学することで、高遠石工の技術に思いをはせようと高遠町公民館が開いたもので、40人ほどが参加しました。
石にくさびを打ち込み、ハンマーでたたいて割っていきます。

この仕事を続けて52年になるという高遠町東高遠の北原石材店店主の北原(きたはら)多喜夫(たきお)さんです。
ノミを使って石に穴をあけていきます。
現在ではハンマードリルを使いますが、昭和20年代まではこの方法が使われていたということです。
割った断面を手作業で平らにする技術も実演されました。
唐木さんは、「石は一度削ってしまうと修正することができない。機械のない時代に繊細な作品を仕上げていた高遠石工はとても高い技術を持っていた」と話していました。
 

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