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脱プラへ 「麦ストロー」完成

伊那市が委託 伊那市社協が製造

脱プラへ 「麦ストロー」完成

 伊那市の委託を受け、市社会福祉協議会が制作を進めてきた、大麦やライ麦を使ったストローが完成し、22日、お披露目されました。
 脱プラスチックの推進、農業と福祉の連携事業として今後の展開が期待されます。
 麦ストローは、ロング3本、ショート2本、合わせて5本入りを198円で販売します。
 伊那市では脱プラスチック推進を目指して、代替商品の「麦ストロー」の製品化を検討してきました。
 委託を受けた伊那市社会福祉協議会が、製造を行いました。
 麦は、伊那市の農家や信州大学農学部から提供を受けました。
 障害者の多機能型事業所の通所者が、刈り取りから節の切り落とし、長さをそろえるための切断作業などを行い、製品化しました。
 22日は、伊那市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長がその使い心地を確かめていました。
 今年度は1000本のストローを作製しました。
 現在は、ストローに加工できない麦が多く、選別や加工に手間と時間がかかるということで、どのように効率化していくかなど課題は残ります。
 伊那市によると自治体と事業者が協力して、麦ストローを製品化するのは全国的にも非常にめずらしいケースだということです。
 

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