森下さんトーチ貸し出す
今月2日に行われた、東京五輪の聖火リレーで、ランナーを務めた南箕輪村出身の森下美沙さんが、リレーで使ったトーチとユニホームを村に貸し出しました。
27歳の森下さんは、南箕輪村沢尻出身で東京で暮らしています。
里帰り出産で現在、村に滞在している森下さんは長男とともに22日、藤城栄文村長を訪ねました。
森下さんは、聖火リレーで南木曽町のランナーを務めました。
中学高校時代は陸上部に所属していて体を動かすことが好きだったという森下さんは2019年3月に手足がマヒする難病ギラン・バレー症候群を発症しました。
リハビリに取り組み、今は走れるまでに回復したということです。
森下さんは同じ病気で苦しんでいる人たちに勇気や元気を与えたいと思い聖火ランナーに応募しました。
村では、トーチとユニホームを村内の小中学校で巡回する他、役場や図書館などで展示も検討しています。