伊那新校 開校に向け地域説明会
長野県教育委員会は、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する伊那新校の開校に向けた地域説明会を19日にめて開きました。
19日は南箕輪村の村民センターで地域説明会が開かれ、小中学生の子どもを持つ保護者や学校関係者などおよそ80人が訪れました。
説明会では、県教委の担当者が統合の流れや校舎整備の進め方、募集方法について話をしました。
伊那新校には今の伊那北の理数科にあたる特色学科と普通科が設置され、募集は学科毎に分けずに一括で行う事を検討していると説明しました。
保護者からは工事期間中の対応や部活について質問が出されていました。
工事期間中は伊那北のグラウンドが使えない事から、伊那市のグラウンドの使用について協議を進め、部活動については令和10年度以降、伊那北と弥生、伊那新校の3校での活動も可能だと答えていました。
出席した保護者は「校舎の環境や教育カリキュラムに不安があったが、説明を聞き安心した。
多感な時期を過ごすので、学びやすい環境を整えてほしい」と話していました。
地域説明会は、駒ケ根市で1回、伊那市で2回開かれる予定です。