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山寺の奇祭 やきもち踊り

山寺の奇祭 やきもち踊り

伊那市山寺に伝わる一風変わった祭り「やきもち踊り」が12日、地元の白山社八幡社合殿に奉納されました。
やきもち踊りは、県の無形民俗文化財に指定されていて、春の例祭にあわせて毎年行われています。
はじめに、踊りを主宰する当番「当屋」の引き継ぎ式が行われました。
江戸時代以降の記録が収められた「当屋箱」と呼ばれる貴重な箱が、去年の当屋から今年の当屋へと手渡され、本殿に納められました。
その後、当屋が神殿から御幣を持ち出し、お祓いが行われました。
引き継ぎ式のあと、踊りが始まります。
地元の保存会の会員25人が、羽織に袴、白足袋姿で、足を高く上げて跳ねるユーモラスな踊りを披露しました。
踊りは「前踊り」「中踊り」「後踊り」の3回に分けて行われ、その合間には酒盛りも行われます。
踊り手たちは、キセルで刻みタバコをふかしながら、アユの串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
酒盛りのあとには再び踊りが行われ、酔いが回って足取りがふらつく踊り手に、関係者からヤジが飛ぶ場面も見られました。
最後の酒盛りを終えると、下駄を境内の外に出し、後踊りが行われます。
3回目の踊りが終わると、踊り手たちは一斉に鳥居の外へ駆け出します。
遅れると厄がつくとされています。
外では多くのカメラマンが待ち構え、歌の終わりが近づくにつれて踊り手たちは鳥居の近くに集まり、終了と同時に一斉に飛び出しました。
今年、一番最後になったのは今年から保存会長になった菊地(きくち)(けん)さんでした。
12日は天候にも恵まれ、市内外から多くの見物客が訪れ、伊那市に伝わる奇祭「やきもち踊り」を楽しんでいました。
 

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