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芸術家が描いた戦争画 伊那市創造館で展示

芸術家が描いた戦争画 伊那市創造館で展示

太平洋戦争中に国策として画家によって描かれた「戦争画」の展示が、伊那市創造館で行われています。
会場には、太平洋戦争中に活躍した画家22人の複製作品34点が展示されています。
戦争画は、画家を戦地に派遣して絵を描かせ、展覧会開催や画集出版で国民に見せることで戦意高揚を図ろうと、国策として制作されたものです。
今回展示されている作品は、伊那市西箕輪の宮下(みやした)()兵衛(へい)さんが、東京の古本店で入手した1943年昭和18年発行の画集に収められているものが中心です。
高遠町出身の画家で書家の中村不折が描いた戦争画もあります。

芸術家が描いた戦争画 伊那市創造館で展示

終戦後、これらの戦争画の原画はGHQによって接収されましたが、1950年代に返還され、現在は東京国立近代美術館が所蔵しています。
1942年昭和17年に描かれた作品は、日本軍の優勢を伝える内容ですがが、終戦間際には作家が作品に思いを込めるようになりました。
宮下さんが事務局を務める非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会では、戦争に関する資料などの常設を市に要望してきました。
今回の展示は、今年度中に創造館内に資料室(仮称)が開設することになったことから、プレ企画として行われたものです。
企画展芸術家が戦争に動員された時代展は、30日(日)まで創造館1階特別展示室で開かれています。

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