ざざ虫漁で使う道具を作るWS
天竜川漁業協同組合
ざざ虫漁で使う道具を作るワークショップが伊那市の天竜川漁業協同組合漁業会館で23日開かれました。
ワークショップには住民4人が参加しざざ虫漁で使う四手網を作りました。
ざざ虫漁のベテランで伊那市の中村昭彦さんと原雄一さんが講師を務めました。
ざざ虫は、トビケラやカワゲラ、ヘビトンボなど水生昆虫の幼虫の総称です。
天竜川では12月から翌年の2月まで漁が行われます。
鍬で石を掘り返し、石の裏側についているざざ虫をはがし、四手網と呼ばれる網に流し入れます。
四手網は市販されておらず、漁をする人自らが手作りしています。
漁を行うには、天竜川漁業協同組合が発行する「四手網許可証」が必要となります。
参加者はアルミの枠に金網を取りつけ四手網を完成させていました。
伊那市教育委員会は、伝統文化を後世に伝えていこうと、去年ざざ虫漁を市の無形民俗文化財に指定しました。
漁をする人はピーク時の1990年頃は、70人ほどいましたが、ここ数年は10人ほどだということです。
ワークショップを開いた天竜川漁業協同組合では「漁をしたくても道具がないと出来ない。
若い人たちに道具の作り方を知ってもらうことで、漁師の増加につなげたい」と話していました。