太田切川中の島整備ボランティア
太田切を愛する会

太田切川の砂防工事に携わってきた建設業者13社でつくる「太田切を愛する会」(森脇忠義会長)は21日、こまくさ橋下流にある中の島の下草刈りや伐採のほか、周辺の流木撤去などのボランティア作業を行った。各社の従業員のほか、天竜川上流河川事務所、伊那建設事務所、駒ケ根市、宮田村などから54人が参加し、作業に汗を流した。
中の島は10年前に中洲の周りを大岩で固めて安全化を図って以降、水遊びや釣りのスポットとなっていたが、最近ではニセアカシアやクヌギなどがびっしりと生い茂って見通しが悪くなってきていることから、同会は「観光地である周囲の景観のためにも何とかすっきりさせたい」と作業を企画した。森脇会長は「10年分の作業はとても大変。できれば今後は2年に一度くらいの割で整備していきたい」と話している。
作業は7月24日に実施予定だったが、豪雨のため延期していた。