七久保小学校が手紙渡し、40周年80回目
1通の手紙に 交通安全の願いを込めて
1通の手紙に安全運転への願いと自らの決意を込めて-。飯島町七久保小学校4、6年生53人と保護者10人は22日早朝、七久保の広域農道沿いで、交通安全・無事故を願い、恒例の手紙渡し運動をした。
1967年から春秋の全国交通安全運動に合わせ、手紙渡し運動を展開し、今回で40周年・80回目。節目を記念し、子供のころ、レター作戦を経験した保護者も加わり親子2代で取り組んだ。
児童らは通勤途中のドライバーに「安全運転を」と声を掛け「横断歩道では止まってください」「飲酒運転をしないで」など気をつけて欲しいこと、「絶対に飛び出しをしません」など安全歩行への決意をにじませた手紙を手渡した。
ドライバーは一瞬戸惑いながらも「ありがとう、後で読ませていただきます」と笑顔で受け取っていた。
駒ケ根署の渋谷保人交通課長は「手紙を受け取ったドライバーから『安全運転を強く意識するようになった』など多くの礼状が届いている。40年間の地道な活動で飯島町の事故は減少している」と話している。