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赤ちゃんとお話しましょ、ベビーサイン体験

赤ちゃんとお話しましょ、ベビーサイン体験

 赤ちゃんとお話しよう‐。宮田村住民福祉課は28日、まだ上手に話すまでに育っていない乳児と簡単な手話やジェスチャーでコミュニケーションを図る「ベビーサイン」の体験教室を開いた。南信では初の開催となり、村内外37組の親子が参加。子育ての新たな楽しさを発見し、乳幼児期のふれあいの大切さを再認識した。
 言葉が話せない乳児でも、教えることによって手やジェスチャーを使って積極的に表現するようになる新たな育児法。日本ベビーサイン協会認定講師の坂井理恵さんを迎えた。
 簡単な歌や体操に手遊びを取り入れながら、我が子と向き合いふれあうなかで、手に意味を持たせて会話する方法を体感。
 自身の気持ちや動物の真似などを、オリジナルのジェスチャーで表現し、「1カ月ほど続けて一緒の目線で話しかければ、どの子でもサインをするようになります」と坂井さんは話した。
 米国発祥で国内に紹介されたのは4年前と歴史は浅いが、「一方的な育児ではなくなり、絆も強くなる」と坂井さん。
 6ヵ月の長男凌君と参加した井出弘美さん=飯島町=は「今でも楽しい子育てなのに、話ができたら、もっともっと楽しいと思う」と話した。

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