第3回文化懇談会
みのわ芸術文化協会はこのほど、第3回文化懇談会を町文化センターで開いた。「くらしの中の文学」をテーマに会員らが活動や体験を発表し、文学活動について語り合った。
俳句、短歌、川柳、古典文学などに親しんでいる会員ら45人が参加し、3人が体験発表した。
みのわ俳句会の平出つる子さんは、短歌から俳句に転向し、夫婦でずっと俳句を続けていることを話した。俳句の魅力を▽旅行で句を作って帰ると風の流れまで思い出すことができる▽紙と鉛筆だけでできる▽皆で集まり皆で話し合うことがいい-とし、「俳句の言わない叙情にほれた。やっていてつくづくよかったと思う。自然に心遊ばせ極楽の時間を持てたことが幸せ。俳句、自然、仲間を愛して続けていきたい」と語った。
文学作品発表の場として芸文協だより、町文化センターの掲示板のほか、今回初めて「みのわ短歌・俳句集」(仮名)の刊行も決めた。07年秋の刊行予定で準備を進める。