マスの燻製づくり始まる
宮田村新田区の燻製(くんせい)工房「スモークウッドくるみ」で、特産のニジマスの燻製づくりが始まった。来春まで1000匹ほどをさばいて手作りし、村内外で販売する。
農業を営む平沢秋人さん、明子さん夫妻が工房を経営。マスの燻製をつくり始めて10年ほどになるが、チーズの燻製とともに特産品として人気が高い。
1匹づつ三枚におろして、小骨を取り除く。ウィスキー樽を再利用したスモーカーでいぶすが、ひとつの工程が完了するまでに4日間と、気の遠くなる地道な作業の連続だ。
農作業の合間をぬって忙しい毎日だが「またこの季節が来たんだなって毎年思う」と平沢さん。
燻製に良く合う村特産の山ぶどうワインも仕込みの時期を控えており、村内は収獲の秋に沸いている。
問い合わせは平沢さん(090・9359・7757)まで。