雨の中、スイセン1万球を植え付け
北割2区農政営農組合、中山間地域農業協定などが
駒ケ根市の北割2区光前寺参道で1日、スイセンの植え付け作業があった。北割2区農政組合(清水丈明組合長)や中山間地域農業協定(小原俊文代表)、育成会など園児から高齢者まで160人が参加、小雨の中、「花の咲くのを楽しみに」1万球を植え付けた。
びくやつるはし、トンガなどを持って集まった参加者は、4班に分かれ、参道周辺の田の畦に植え穴を開け、5センチ間隔で、黄色のラッパスイセンとアイスフォーリスの2種類の球根を植え付けた。
不安定な土手の上とあって、参加者は足元に注意を払いながら、作業を進めた。
清水組合長は「光前寺のしだれ桜とともに、参道のスイセンが花の名所として有名になり、観光客も増えている」。小原代表は「今年は8アールに菜の花を作付けした。来春はスイセンと菜の花ではすばらしい景観になるのでは」と期待した。