手・足形の陶板づくりに子どもたち夢中
春近郷ふれ愛館「くれよんクラブ」
伊那市東春近の公民館・春近郷ふれ愛館で2日、未就園児を育てる保護者の集まり「くれよんクラブ」の活動があり、子どもたちの手、足形の陶板づくりをした=写真。
地元を中心に市内などから未就園児とその母親の22組、約50人が参加。同公民館の陶芸サークル所属の男性を講師に迎え、粘土を縦20センチ、横30センチ、厚さ1センチほどの板に成形し、手足の跡を付けた。
子どもたちは直接肌に触れる粘土の質感を楽しみながら作業した。思い出を形に残せる竏窒ニ、保護者からの人気も集まる、同クラブの恒例企画。長男の悠平君(3つ)と参加の浦野美穂さん(32)=東春近=は「子どもの成長はあっという間なので記念になる」と話していた。
公民館事業の「くれよんクラブ」は年間10回の活動で、トウモロコシ、サツマイモなどの収穫、長しそうめん体験などをして、母親、子ども同士の交流を深めている。陶板は後日、公民館で焼き、参加者へ配布する。