伊那市・手良中坪 演芸大会で住民交流
伊那市手良の中坪公民館で30日夜、演芸大会があった。地元住民約150人が集まり、踊り、民謡、カラオケなどのさまざまなステージを熱演し、観客らを楽しませた。
園児、児童、公民館サークルなどに所属する大正筝、カラオケクラブなどの約50人が出演。小学生の「八木節」や、キーボード演奏による独唱などの全16プログラムを次々と繰り広げた。
園児21人の「中坪っ子」は運動会でも見せた「ロック・阿波おどり」をかわいらしいダンスで披露=写真。笑顔を振りまきながら踊る子どもたちに、カメラを構える保護者や地域住民の姿も多かった。
演芸大会は昭和30年代まで青年会が開いていたが、時代の流れと共に中止。昔のように皆で盛り上がりたいと、地域有志でつくる実行委員会が、中坪八幡大社の例大祭の宵祭りとして、6年前に復活させた。
あいさつに立った三沢裕幸委員長は「交流の和を広げるための活動として、中坪の雰囲気づくりに役立っていけばうれしい」と話していた。