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小学校存続の意味再確認へWS

「新山保育園・小学校を考える会」

小学校存続の意味再確認へWS

 統合問題が出ている、伊那市の新山小学校の存続を願う住民の集まり「新山保育園・小学校を考える会」(若林敏明会長)の2回目の会合が4日夜、地元の集落センターであった。存続させることの意味を再確認するためのワークショップ(WS)を開いた=写真。
 14常会の代表者、小学校と保育園の保護者ら22人の委員が参加。学校存続が「必要」「不要」のそれぞれの立場に立ったとして意見交換し、必要性を再認識すると共に課題を見つけた。
 WSでは「自然を生かした独特の教育ができる」「小人数校だと学年を越えた交流が広がる」などの必要とする意見。若林会長は「小規模校でしか得られない教育が魅力としてある。しかし、小規模では競争力が養われないとの課題もある」とした。
 存続に向けた方策についても話し合いもあり「若い家族が定住できる環境づくりを」「他地域からバス通学で呼び込む」などの意見が出ていた。
 次回の会合では、新山小学校の魅力について、深く追求していく予定だ。

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