箕輪町の生涯学習まつり「まなびピア06」開幕
箕輪町の生涯学習フェスティバル「まなびピア06」が7日、町文化センターで開幕し、その第1弾となる「生涯学習町民のつどい」で、現在の箕輪中学校に当たる中箕輪尋常高等小学校が1913年に駒ケ岳集団登山で遭難した出来事を題材とした映画「聖職の碑」を上映。当時、子役として地元から出演した長岡在住の三井清一さん(40)によるエピソードトークもあり、参加者を楽しませた=写真。
生涯学習活動に携わる各団体が、一定期間にそれぞれの活動発表やイベント開催を行うフェスティバルで7年目。今年は11月末までの約1カ月半で、図書館や博物館を中心とした10事業を展開する。
桑沢昭一助役は「文化の香高い箕輪で、取り組み内容も充実してきた。みなさんの力で、その取り組みを一層高めてほしい」とあいさつ。
「聖職の碑」の撮影エピソードを語った三井さんは「消防ポンプの放水とファンによる暴風は容赦がなくて苦しんだ」などと話し、会場の笑いを誘った。