窯屋佐兵衛さんの茶陶展 ベル伊那で10日まで
飯田市久米の陶芸家・窯屋佐兵衛さん(62)の茶陶展は10日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。志野、織部、黄瀬戸といった「美濃物」や茶杓(しゃく)などの新作50余点を展示販売している。
黒いあめ色に深みのある「黒織部」、女性の肌のようなしっとりとした質感の「赤志野」などの茶碗、花入れ、湯のみ、ぐい飲みなどを出品。一つひとつの作品に個性をもたせるため、色や形、焼成技術にもこだわって作陶を続けている。
窯屋さんは独学で作陶を始めて32年。2年ほど前にあった交通事故、病気を乗り越えたのをきっかけに、自分の足跡を残すため精力的に発表の場を増やしている。同ホールでは初個展となる。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後3時)。