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伊那谷ふるさとめぐり

松川町の道祖神、部奈前田遺跡など

伊那谷ふるさとめぐり

 中川村公民館の伊那谷ふるさとめぐりが7日、松川町であり、約30人が参加、松川町資料館の酒井幸則館長の案内で、中山道祖神、部奈前田遺跡など4カ所を周り、生田地区の歴史に理解を深めた。
 中川文化センターに集合した参加者はマイクロバスで、中山の道祖神へ。
 酒井さんは「町内では各集落に道祖神はあるが、ほとんどが文字だけで、中山道祖神が1番形が整っている。『酒器道祖神』と呼ばれ、新郎新婦を表わしている」と説明。参加者は台座に松竹梅が描かれ、女性は角かくしをし、とっくりを持ったほほえましい姿の石仏に見入っていた。
 この後、縄文中期から後期の土器や石器が出土した前田遺跡、南北朝の悲哀を伝える中世城郭、桃井城址にも足を伸ばした。参加者は城址に立ち、かつて宗良親王が天竜川を越えた地「宮ケ瀬」、親王が一時留まったという「御所平」など宗良親王にまつわる伝承に耳を傾けた。

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