聴導犬への理解深める
伊那市・手良地区で共に学ぶ講演会
伊那市の手良小学校の参観日に合わせて7日、児童やPTA、地域住民を対象とした講演会があった。日本聴導犬協会会長の有馬もとさん=宮田村=が「心と体を支える聴導犬・介助犬」と題して話した=写真。
地域全体が共に学べる機会になれば竏窒ニ始まった恒例の講演会。毎回、テーマを変え、PTA、手良公民館、同地区育成会、地区活性化推進会議が共催で開いている。
有馬さんは聴導犬、介助犬の役割をスライドなどで、集まった約250人に説明。インターフォン、やかんの湯が沸いた音などを教えるなど「聴覚障害者の生活の中で必要なことを知ら、安心と安全をもたらしている」とした。
会場には聴導犬の「タカちゃん」「まつ君」(ともに雄)も登場し、子どもたちは大はしゃぎ。興味津々の様子で「どうやって訓練するの」「普段は何を食べてるの」などの質問を矢継ぎ早に投げ掛けていた。