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めいきん生協ワインクラブ、山ぶどう収獲体験

めいきん生協ワインクラブ、山ぶどう収獲体験

 名古屋勤労市民生協(めいきん生協)の組合員でつくる「ワインクラブ」の6人が14日、宮田村の畑で山ぶどう(ヤマソービニオン)の収獲を体験した。「ワインの原料を自分たちの手でもぎ取れるなんて幸せ」と作業を満喫。同生協は年末に解禁される山ぶどうワインの新酒から、組合員への本格的な販売も予定しており、宮田と中京圏を結ぶつながりの深まりに関係者も期待を寄せている。
 宮田村では同生協とのリンゴオーナー制度で多くの組合員を毎年迎えているが、ワインクラブも宮田村の山ぶどうワインが生産を始めた8年前に発足。
 理念に賛同したオーナーの組合員15人ほどで構成し、収獲や仕込などの作業を体験し、年末の新酒発表会にも参加している。
 この日は6人が訪れ、山ぶどう栽培組合長の春日伊平さんの畑で収獲体験。
 初めて山ぶどうを収獲したという春日井市の女性は「こんなに味が濃くて甘いとは思わなかった。ワインを飲む楽しみが、またひとつ増えた」と話した。
 同生協は法改正で昨年から酒類を取り扱うようになり、注文書に山ぶどうワインも掲載し組合員に販売する。 リンゴオーナーとワインクラブの事務局を務める同生協の川瀬春雄さんは「農業や食育など理解を深める面からも、産地と消費地がつながりを深めることは良いこと」と話した。

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