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伊那地区で地域協議会が発足

伊那地区で地域協議会が発足

 伊那市の伊那7地区の地域自治区に置く地域協議会が16日夜、西箕輪、伊那を皮切りに発足した。地域住民の意見集約の調整や住民と行政の協働によるまちづくりを推進する。
 協議会は、区長、経済や福祉関係者、女性団体代表者、公募などで構成。地域の意見や要望をまとめたり、市長の諮問に対して審議し、答申したりする。また、新市建設計画の執行状況・変更、予算など重要事項について意見を述べることができる。各協議会は原則、公開し、ホームページで協議事項を紹介する。
 事務所の位置は、伊那地区が市役所政策推進課、そのほかの6地区が各支所となっている。
 第1回協議会では、正副会長を決めたほか、市側から地域協議会の機能と役割などについて説明を受けた。
 当面の課題として、小坂市長は西箕輪で公民館・支所の改築、保育園の統合問題、伊那で市街地活性化、市民会館のあり方などを挙げ、積極的な活動に期待した。
 両地区の委員から、地域にかかわる市政情報の公開、環状南線の推進、地域資源の共有化などに要望が出た。
 今後、地域の課題を整理し、議論を深めていく。
 伊那地区の中村孝夫会長は「知恵を出し合いながら、地域、伊那市発展のために力を尽くしたい」と話した。
 他地区は、25日に美篶・手良、26日に富県・東春近・西春近が立ち上がる。
 委員は伊那40人で、そのほかは20人以内。西箕輪・富県は公募がなかった。

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