南アルプスの紅葉始まる
朝晩の寒さを感じるようになり、南アルプスなど、各地の山々が紅葉で色付き始めた=写真。
ミズナラやカエデなど、さまざまな広葉樹がある伊那市長谷の浦国有林では、白い岩肌が見える頂に生えた木から紅葉が始まっており、別名ミツバハナとも呼ばれるメグスリノキは、鮮やかな紅色に変化。
所々に、絶滅危惧種となっている針葉樹・ヒメバラモミや、希少種のヤツガタケトウヒなどもあり、駒ケ岳の千畳敷とは別の装いで見る人を楽しませている。
紅葉は徐々に里の方まで降りていき、10月末から11月始めころには、長谷地区にある美和ダム周辺も見事な紅葉に染まる。