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【危険業務従事者叙勲】
瑞宝単光章(警察功労)
唐沢忠一さん(78)

【危険業務従事者叙勲】<br>瑞宝単光章(警察功労)<br>唐沢忠一さん(78)

 「非常に名誉なこと。38年勤めて、世の中のためにいくらかでも役に立ったかな」と顔をほころばせる。
 岡谷市出身。岡谷工業高校卒業後、同校の助手などを務めた後に上京。1950年4月、22歳で警視庁に入り早稲田警察署(現・神楽坂警察署)に2年間勤務した。長野県に戻り伊那警察署で3年間の外勤の後、刑事課に配属され、県内各地を回り、伊那警察署箕輪町警部交番所長を最後に退職した。
 新人巡査だった早稲田署勤務時代に、巡査部長と殺人犯を逮捕。飯田署では傷害とばくわいせつ文書図画販売で暴力団幹部を検挙したことなどが強く記憶に残っている。
 激務の中、家庭を顧みる間はなかった。「今度の章は女房の内助の功があってもらえた。授章式は同席していって栄誉を共にしてやりたい」という。
 趣味はマレットゴルフ。箕輪町月曜会の事務局長で、ながた自然公園でプレーを楽しんでいる。現在は妻、長男の3人暮らし。箕輪町松島大道。

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