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宮田中で防犯訓練

 宮田村の宮田中学校は19日、不審者侵入を想定した防犯訓練を行った。駒ケ根署員扮する不審者と、教職員が対峙(たいじ)。生徒たちは各教室でバリケードを設けて待機し、拘束後に安全な場所に避難した。
 若草学級から侵入し、教諭の誘導で同学級の生徒はすぐに避難。火災報知器や校内放送で侵入者の存在を全校に知らせ、各学級はバリケードを設けた。
 暴れる不審者に、応援に駆けつけた数人の教諭で対応。
 さすまたと呼ばれるグッスや机、イスなどを手に持って犯人と距離を置き「冷静に」「武器を置きなさい」など繰り返し声もかけた。
 何とか取り押さえたが、「本物の犯人だったらやられていた」と教諭たち。「訓練と分かっていても体が動かなかったが、昨年の教訓も生かした部分も出せた」とも話した。
 訓練に参加した署員は「犯人に近づき過ぎ」などアドバイスした。
 訓練終了後、生徒たちは護身術講習を受けた。

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