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「えごま学校」3年目の収穫

食材の再発見も目指し

「えごま学校」3年目の収穫

 エゴマ栽培に取り組む上伊那の「えごま学校」は20日、伊那市西箕輪のほ場7アールでエゴマを収穫した。
 2年前から、県農業開発公社上伊那支所が保有する土地の有効活用や、食材の再発見などをねらいにエゴマを栽培。昨年からオーナー制に切り替え、本年は南箕輪村、伊那市などから24人が申し込んだ。栽培面積は20アール。
 刈り取り作業には、オーナー14人が参加。5月に種まきしたエゴマの草丈は1メートルを超え、コンバインで刈り取り、軽トラックでハウスまで運んだ。
 世話人の唐沢俊男さん=南箕輪村=は「まずまずの出来。乾燥させ、11月中旬ごろからえごま油を販売できるのでは」と話した。
 エゴマ1キロから油300グラムができるといい、オーナーに分配したり、JA上伊那の生産物直売所「あじ縲怩ネ」で販売する。
 エゴマは生活習慣病の予防に効果があるといわれ、オーナーの女性は「ゴマに比べてくせのある味だが、エゴマをいってふりかけにしたり、ヨーグルトにかけて食べている」と利用法を紹介した。

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