日本みつばち祭り盛大に
全国から500人が集まり、楽しみながら日本みつばち飼育の知識、技術を習得
中川村片桐のサンアリーナで22日、第3回日本みつばち祭りがあり、南は九州、北は茨城など全国から500人の会員一般愛好者が集まり、蜜のしぼり方や電熱を使った安全な冬越しなどの講習で、日本ミツバチの飼育技術を高めた。信州日本みつばちの会(富永朝和会長)主催。
この中で、巣の移し方会場では、2つの巣をピッタリくっ付け、し切りの板を抜き、周りを棒でたたいてハチは新しい巣に移動する方法を説明。蜜のしぼり方コーナーでは、庖丁やナイフを使い、1段ずつはがしていく方法を伝授した。
また、蜜源となる花木に、ウツギやネズミモチ、クロガネモチなどを挙げた。
このほか、特別企画として、全国の会員が持ち寄った23カ所の蜜の試食コーナー、会員が独自開発した縦巣、横巣、分蜂器具など各種養蜂器具の販売、伊那谷特産の野菜や果物、地元企業によるみつばち関連商品の販売もあり、来場者は1点、2点と買い求めていた。