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地バチの巣持ち寄り重さ競う

岡谷市の中島さん唯一の5キロで優勝

地バチの巣持ち寄り重さ競う

 地バチ(クロスズメバチ)の巣の重さを競うコンテストが22日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームであり、上伊那や諏訪地方の愛好者32人が丹精込めて育てた自慢の巣を持ち寄った。岡谷市の自営業・中島義昭さん(59)が2位に1キロ以上の差をつける5・35キロの巣を出品し、だんとつで優勝した。
 伊那市地蜂愛好会(小木曽大吉会長)主催で、9回目。初優勝の中島さんは4回目の出品で「なるべく純粋に近いシダクロスズメバチを見つけることができた。(飼育する)木箱も上下に空気口を空けて循環するようにし、ハチが自然に温度調整できるように工夫したことがよかったのかもしれない」と喜んだ。
 今年は6、7月の日照不足や低温の影響で、ハチのエサとなる虫の発生が少なく、取ることにも飼うことにも苦労した年だったという。小木曽会長は「ハチも巣も少なかったことで、どれも大事に育てた成果がでていて、出来栄えは全体的に良かった」と話した。
 入賞者は次のみなさん。
 (1)中島義昭(岡谷市)5・35キロ(2)有賀幸雄(伊那市)4・08キロ(3)中谷重雄(辰野町)3・88キロ

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