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土木学会水工学委員会が豪雨災害個所視察

土木学会水工学委員会が豪雨災害個所視察

 国土交通省・天竜川上流河川事務所、県土木部は20日、土木学会水工学委員会による、7月豪雨出水被災個所の視察会を開いた。諏訪湖・天竜川河川激甚災害対策特別緊急事業をはじめとする被災河川の本格復旧に向け、専門的な立場の助言を受けていくために開いた。
 名古屋大学大学院教授の辻本哲郎同委員長ら5人に、国交省、県職員約15人が同行。諏訪湖、諏訪湖管内支流、横川川と天竜川の合流点(辰野町)、旧伊那中央病院付近の天竜川(伊那市)などを視察し、被災状況を把握した。
 箕輪町松島の堤防決壊場所では、国交省から復旧工法などの説明があった=写真。辻本委員長は「天竜川は急流河川で流量も多いので、堤防は頑丈なものにしなければ、再度災害は防げない」と話していた。
 天竜川上流河川事務所では、今後も土木学会水工学委員会との連携を取り、助言を受けながら本格復旧工事を進めていきたいとしている。

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