宮田高原にアスレチック遊具を手作りで
宮田村商工会青年部はこのほど、宮田高原にアスレチック遊具を整備した。村の補助で材料を購入し、手作りしたもの。夏休みで高原を訪れた子どもたちの人気を集めており「苦労はあったが、作って良かった」と喜んでいる。
昨年から高原の活性化に取り組み、都会の家族が参加するキャンプを企画。子どもの遊び場が欲しいと、遊具の設置も計画した。
5月から毎週末、高原に集まって作業。建設、土木関係の仕事に就く部員らが指導し、高原内の間伐材なども再利用した。
丸太を組み上げるなど本格的。中心となって作業した青年部ふるさと創造委員会の春日真一委員長は「最初は安易に考えていたが、いざやってみると大変だった」と振り返る。
夏休み直前にようやく、冒険心満載の遊具が完成。高原を訪れた人たちが自由に利用している。
笑顔で遊ぶ子どもの姿に「涙がでるほどうれしい」と青年部員。「せっかく宮田村にはこんなに良い高原がある。みんなで一緒になって活性化を考えたい」と話していた。