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南箕輪村開発公社
無料入浴券利用分の入湯税未納

 南箕輪村開発公社の唐木一直理事長は25日夜、大芝荘で開いた理事会で、大芝荘の宴会利用客と宿泊客にサービスで配っている無料入浴券の利用分の入湯税が未納だったことを報告し、過去の資料を調査して延滞金も含め村に納税することを諮り、決定した。
 理事会後の会見で唐木理事長は、「無料券なので課税対象ではないと解釈していた。税法の解釈が誤っていたことを大変申し訳なく思う。わかった以上はきちんとさせていただく」と陳謝した。
 9月の村議会連合審査の中で、無料券の入湯税について質問があり、公社が調査して明らかになった。
 大芝の日帰り温泉施設は98年4月にオープン。98年度末から利用促進のため無料入浴券を配っている。無料入浴券利用の場合は、「無料なので課税対象ではない」との解釈でこれまで入湯税を村に納めていなかった。
 公社は税金の更正決定の3年間、03年9月までさかのぼって調査し、資料が残っている範囲で延滞金も含め村に納付する方針。
 無料入浴券の配布は、すでに忘・新年会のキャンペーンに盛り込んでいるため2月末まで配布し、配布分の入湯税は公社が負担する。3月1日からは300円の割引券に切り替える。
 唐木理事長は「できるだけ早く調査し納税したい」とし、具体的な更正の方法や納付などを役場税務課と協議するという。

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