箕工校の未来を育てる会嘆願書を推進委員会に提出
全日制の存続を訴える
県教育委員会が示した高校改革プランのたたき台で、統廃合対象校として名前が挙がった箕輪工業高校の関係者らでつくる「箕輪工業高校の未来を育てる会」(平澤豊満会長)などは18日、第3通学区の高校改革プラン推進委員会の池上昭雄委員長に、嘆願書を提出し、存続を訴えた。
育てる会、同窓会、PTAの3者による嘆願書は、全日制課程存続を願う内容。同校の卒業生の半数以上は、地元で就職し、即戦力として活躍していることに触れ「同校がなくなることは、県内有数の工業地域である上伊那にとっても衰退につながる」と主張、存続を求めている。
この日は、下伊那で統廃合対象校として名前があがった飯田長姫高校関係者から提出された、たたき台の白紙撤回を求める意見書も推進委員に配られた。
育てる会は9月2日、嘆願書と共に、集まった5万人の署名を、田中知事にも提出する予定でいる。