ボクたち、ワタシたちの野菜いかが
宮田小3年2組、対面販売に挑戦
農産物を栽培するだけでなく、消費者にどう届けるか自ら汗を流して学習している宮田村宮田小学校3年2組は、初めての対面販売に挑戦している。今までは育てた野菜などをスーパーに出荷するだけだったが、接客して直接手渡すことで、人の想いや温もりを肌で感じている。
学校近くのスーパーこいちの協力で、同店頭で販売。数人の班ごと約1時間ほど店先に立ち、客の呼びこみや接客、品物の受け渡しなどを行った。
23日には試験的に小菊を販売。好評のうちに売り切れたが、さっそく反省会を開き、言葉遣いや、どうやったら喜ばれるかなどを全員で話し合った。
26日は前回の経験を踏まえて、大根とサツマイモを販売。次々と訪れる客に笑顔で応対し、「ありがとうございました」と元気な声も響き渡った。
自分たちでつくった農産物を販売し、社会貢献したいと始まった学習だが、多くの人の協力や善意も受けて目の輝きを増す子どもたち。
27日も午前10時から午後3時まで同店頭で販売を予定している。