ハロウィーン楽しむ
駒ケ根市小町屋の住民らが29日夜、仮装をしてお菓子をもらったりパーティーをしたりするなどの本格的なハロウィーンの祭りを開いた。昨年に続いて2年目の実施。来日して約10年という米国人の英会話講師マルコ・メランソンさん(48)一家が、祭りを皆で一緒に楽しもうと近くの住民らに呼び掛けた。
約40人の子どもたちは魔法使い、お化け、テレビや映画のキャラクターなど思い思いの扮装に身を包み、ジャック・オー・ランタン(お化けカボチャ)の灯りが揺らめくメランソン家の前に集合=写真。早速近くの家庭を順番に訪ね「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と言ってはキャンディやチョコレートなどの菓子をもらい、うれしそうに見せ合っていた。
ハロウィンはキリスト教の聖人を祝う祭り「万聖節」の前夜祭。悪霊を追い払うため玄関に中身をくりぬいたカボチャを置くなどの習慣がある。