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仲仙寺で蜜バチ供養

仲仙寺で蜜バチ供養

 世話になったミツバチへの感謝を込めて30日、伊那市西箕輪の仲仙寺で、果実の受粉作業を終えて死んだミツバチのハチ供養があった。上伊那を中心とするイチゴ生産者や、上伊那農業協同組合関係者、養蜂家など約17人が集まり、祭壇に置かれたミツバチの写真に手を合わせた=写真。
 個人でハチ供養をしていた伊那市御園の養蜂家・小松実治さん(74)が、受粉にミツバチを使う生産者にも呼びかけて始めた取り組みで10年目。例年、次のハチをハウスに入れる前のこの時期、合同供養を行っている。
 1つのハウスに放すミツバチは、約1万5千匹。一般的なミツハチの冬場の寿命は、約6カ月だが、ハウスの中で働く受粉用蜜バチの寿命は約2カ月と短命になるという。
 参列者は順々に祭壇に進み、感謝の念を込めてハチの写真の前で焼香を上げた。

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