箕輪町議会臨時会
大型パチンコ店進出反対の陳情を採択
箕輪町議会臨時会は2日開き、一般会計などの補正予算案3件を原案通り可決、大出地区への大型パチンコ店進出反対の陳情を採択して閉会した。
一般会計補正予算は歳入歳出の予算総額に各9886万4千円を追加し、総額を81億1523万8千円とする。歳出の主なものは西部診療所を改築し高齢者ふれあいサロンを整備する地域介護・福祉空間整備等事業費2825万円、北小河内地区への防災倉庫設置ほか災害対策費453万6千円など。
防災倉庫は、北小河内区は7月の豪雨災害で被害を受けまだ危険があること、北小河内自主防災会が組織されていることなどから、同地区に設置する。場所は北小河内公民館駐車場。建設面積14・14平方メートル。発電機付投光器2台、テント、メガホン、折りたたみ式リアカー、水タンク、手動式浄水器などを配備する。倉庫の管理は自主防災会が受け持つ。
陳情は、大出区宮の西にオーギヤ(本社・愛知県豊橋市)が計画する大型パチンコ店の出店に反対するもので、箕輪北小学校PTA、北小を考える会、北小パトロールの会の3者の連名で陳情書、大出区長が嘆願書を提出。町議会は2件とも採択した。