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高遠城址公園で秋まつり

カエデの見ごろは11、12日ごろ

高遠城址公園で秋まつり

 伊那市の高遠城址公園で3日、紅葉狩りを楽しむ「秋まつり」が始まった。見ごろは11、12日で、高遠町観光協会は19日までの期間中、来場者2万人余を見込む。
 公園内にあるカエデ約250本は色づき始めたばかり。昨年より5日ほど遅れ、見ごろには早かったが、初日から家族連れやアマチュアカメラマンの姿が目立った。公園内に、琴の生演奏が流れ、来場者は紅葉を眺めながら散策したり、弁当を食べたりした。
 期間中は、菊花展や新そばまつり、クイズ大会、「山本勘助を知る講座」など多彩な催し物を展開。
 第3回高遠城址クラフトハーツ(実行委員会主催)は、伊那谷の作家を中心に、陶芸、木工、ガラス工芸、染め、漆器など30店が並んだ。5日まで。
 桜やモミジにちなんだ作品展示の特設コーナーには、桜の材を使った弁当箱や木づちなどがそろった。来場者はオリジナル作品を手に取り、お気に入りの品を買い求めた。
 町酒販店活性化委員会(桜井節男会長)は、地元の山室産酒米「ひとごこち」を100%使った清酒「やまむろ」を発売。
 昨年から生原酒やにごり酒などを売り出し、好評を得ている。清酒は、すっきりとしたのどごしで飲みやすく、冷か、ぬるめがお勧めといい「ぜひ、地元の人に飲んでいただきたい」と呼びかける。
 5日まで出店するが、それ以降でも委員会に加盟する町内12店で販売。価格は一升瓶2千円。
 公園内には、とろろご飯などを用意した食事どころ(午前11時縲恁゚後2時)もある。
 まつりは5年目。公園内のカエデを観光資源にして誘客を図ろうと始まった。入場無料。
 問い合わせは、高遠町観光協会(TEL94・2552)へ。

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