救急法救急員養成講習
南箕輪村消防団主催の救急法救急員養成講習が4日、大芝研修センターで始まった。
村消防団は救護班を中心に人命救助などの勉強や訓練に取り組んでいる。村民にも救急法の知識や実技方法を身に付けてほしいと、年2回講習を開いている。
3日間18時間の講習と学科・実技検定で、赤十字救急法、心肺そ生法、傷と止血、急病・運搬・救護などについて学ぶ。3日間受講すると受講証を渡し、検定合格者には救急員認定証が交付される。
消防団員と一般の15人が受講。初日は赤十字救急法について講義を受け、体位の変換や毛布を使った傷病者の保温方法などを実習した。
体位変換では、受講者が2人1組になって練習。講師は、一人でやる場合と数人でやる場合の負担の違いも見せ、「自分一人でなんでもしようと思わず、できるだけ多くの協力者を求めて。自分も楽だし、なによりも傷病者に負担を与えない」と話した。