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みのわ手筒会
災害復興願い開運厄除の手筒を被災住民に寄贈

みのわ手筒会<br>災害復興願い開運厄除の手筒を被災住民に寄贈

 7月豪雨災害の復興を願い、2006もみじ湖夢まつり前夜祭(10月28日、箕輪町みのわ天竜公園)で、手筒花火などの打ち上げをしたみのわ手筒会(唐沢修一会長)はこのほど、土石流被害を受けた北小河内中村地区の30戸に、打ち上げに使った手筒を開運厄除けとして贈った。丸山全二区長に手筒30本を届け、区を通して各戸に配った。
 みのわ手筒会は7月、災害復興ボランティアとして2日間で延30人が中村地区での作業に参加した。被災した住民に少しでも元気になってほしいとの願いを込め、開運厄除の手筒寄贈を申し入れた。
 手筒は「豪雨災害復興祈願 開運厄除」の札を付けて加工したもの。正副会長の3人が丸山区長に届けた。
 区長は「三河や豊橋では厄除けに使っていると聞いた。同じようにやっていただき、区の皆さんの気持ちが晴れればありがたい。またいつ災害が起こるかわからない、絶対大丈夫とはだれも言えない中で、厄除けの手筒を家に置くだけでも精神的に違うと思う」と感謝した。
 前夜祭の花火大会は、「復興を願う地域の輪」と題した仕掛け煙火(シャクマ)など新作3基を交えた10プログラム。丸山区長をはじめ、多くの区民も見物に訪れたという。

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