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県高校駅伝競走大会 上伊那勢は振るわず

上伊那農業7位・北信越出場逃す

県高校駅伝競走大会 上伊那勢は振るわず

 全国大会予選を兼ねた男子57回、女子18回の県高等学校駅伝競走大会は5日、大町市運動公園陸上競技場であった。男子は31校が7区間42・195キロ、女子は20校が5区間21・0975キロをたすきでつなぎ、男子は佐久長聖が9連覇、女子は丸子実業が初優勝し、全国大会の切符を手にした。
 上伊那勢は、男子の上伊那農業が北信越大会出場懸けた3位争そいを目指したが7位と力及ばず、8連続出場記録を達成することができなかった。伊那弥生は21位、箕輪工業は30位に終わった。女子は各校とも選手がそろわず欠場した。
 男子の結果は次の通り
(1)佐久長聖=2時間09分12秒…(7)上伊那農業(福澤一、山口、福澤純、佐々木、上島、熊谷、柴)2時間24分41秒、21伊那弥生(高橋、小林、吉川、細田、春日、伯耆原、北原)2時間35分26秒、30箕輪工業(齋藤、西村、山田、小林、手塚、倉田、山川)2時間48分09秒
 ○…上伊那農業は、故障や体調不良で力を振るえず、昨年3位の記録・2時間18分34秒から6分以上も遅いゴールとなった。一時は出場も危ぶまれたというが、柳澤監督は「スタートに立って、最後までたすきがつなげられただけでホッとしている」と選手たちの頑張りをたたえた。
 オーダー変更で急きょ1区のエース区間を走った福澤一(3年)が11位と大きく出遅れ、序盤から苦しい展開。2区山口(1年)が区間5位の走りで8位に浮上し、4区佐々木(3年)、5区上島(1年)で追い上げるも7位が精いっぱい。アンカーの柴は、全体のレース展開を「調子が悪く、万全ではなかった」と振り返った。
 柳澤監督は「伝統ある上伊那農業を復活させるため、今から再スタートする良い機会」と巻き返しを誓い、主将の福澤一は「納得のいかない結果となってしまい悔しい。全員の気持ちを高め上を目指してほしい」と後輩に雪辱を託した。

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