伊那北小・保育園児童「ホックホクだね」
サツマイモ収穫で交流会
伊那市の伊那北小学校1年生の3クラス計83人は2日、来入児との焼きいも交流会を楽しんだ。近くの伊那北保育園の園児38人を招き、一緒に焼いたサツマイモに舌鼓を打ったり、校内の遊具で遊んだりして、友達の和を広げた。
1年生が学校の畑で育てたサツマイモを使った。今年は7月の豪雨災害で不作となり、貴重な収穫物を分け合い、畑の土手に座って会食。肩を並べ合った子供たちは「熱くてホックホク」「おかわり食べたいよ」など思い思いの感想を述べた。
サツマイモは2、3周間前に掘り起こし、交流会前日に児童たちがぬれ新聞とアルミとで包んで用意。たき火のために、落ち葉などを校庭で集め、5年生が育てた稲のわらを分けてもらい準備した。
おいしそうに食べている園児の姿を見て、児童たちも満足顔。交流会が終わると「1年生になって、学校へ来るのを待ってるよ」と担任と一緒に呼び掛けた。
肩を並べながら一緒に焼きいもをほおばる児童や園児ら