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芋焼酎「伊那八峰」12月12日発売

上伊那のブランドとして育て

芋焼酎「伊那八峰」12月12日発売

 上伊那産のサツマイモを原料にした芋焼酎「伊那八峰」が12月12日、上伊那の酒販売57店で発売する。市町村ごとに千本(720ミリリットル)以上を用意。発売前には、消費者らを対象にした試飲会を計画している。
 地域の特産品開発の一環として、サツマイモの栽培から販売までを手がけようと賛同する生産者や酒販売店主らが取り組んできた。
 芋焼酎は、上伊那の市町村別9本に、権兵衛トンネル開通記念1本を加えた計10種類。。銘柄は辰野町「龍」、箕輪町「みのわ黄金千貫」「みのわ紅あずま」、伊那市「座々無志(ザザ虫)」、南箕輪村「不死清水」、宮田村「脈々」、駒ケ根市「しまだ娘」、飯島町「越百」、中川村「なかがわ」、全域の「権兵衛魂」。アルコール度数は25度。価格は1250円。
 各市町村でサツマイモを栽培したが、天候不順のため、収穫量は86トンと見込みの半分だった。収穫したサツマイモは、飯田市の喜久水酒造で仕込み、寝かせている段階という。
 伊那市内で7日に開いた第3回販売会議で、発売日や価格、取り扱い店などを発表。生産者から栽培の苦労話も聞いた。
 呼びかけ人の池上明さん=飯島町=は「地域色の出た焼酎で、特産品になり得る。酒屋として大事に販売し、自分の焼酎として育てていきたい」と期待を込めた。
 銘柄に合わせたラベルデザインも披露され、酒販売店主らが手直しを加えた。
 試飲会は12月5日午後6時から、駅前再開発ビル「いなっせ」5階で開く。会費は500円。

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