橋げた損傷の北の城橋、当面は応急措置で対応へ
橋げたの一部に損傷がみつかり、2日から通行止めにしている宮田村の「北の城橋」について、管理する村産業建設課は8日、当面の対応として年内にも損傷部分を応急的に修復し、一時的な規制解除をしたい考えを村議会全員協議会に示した。ただ今後に大規模な改修が必要とも説明。工法や国、県などの補助活用も研究し「できれば来年度事業に盛り込みたい」とした。
同橋は天竜川にかかる吊り橋で、床板、橋げたは木製。1985年に大規模な改修を行っているが、今年行った調査により、60本ある橋げたの一部が折れ、亀裂が入っていることも確認された。
伊那市の竜東地域を結ぶ生活道路としての需要も高く、村は当面の対応策も検討していた。