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2311/(土)

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クールビズ効果あり?

カジュアルシャツ前年比増

 環境省が温室効果ガス削減のために提唱したノーネクタイ・ノー上着ファッション「クールビズ」。ベルシャイン伊那店では、前年に比べ、カジュアルシャツの売り上げが伸びた。
 人気だったのは、ネクタイを外したときに襟元がすっきり見えるボタンダウンや襟が高めのYシャツ。色はブルーのストライプやチェック。価格は1900円がよく売れたが、通気性のある生地で、Yシャツの襟しんに吸熱・冷却メッシュを使用した4千円のものも動いた。
 7、8月のカジュアルシャツの売れ行きは前年対比110%。ポロシャツは特に変動はなかった。
 本年から、Vネックなどのアンダーウエアを取り扱ったところ、まずまずの売れ行き。
 また、ジャケットを脱ぐことでベルトに気を配る人も目立ち、皮ベルトでなく、おしゃれな柄入りベルトが売れた。
 一方で、スーツやネクタイは前年に比べてダウンした。
 「売り場では景気の明るさが見えたとはいえないが、ものがよければ高くても売れる」と担当者。「クールビズは役所や営業などに限られる。ビジネス関係商品が落ち込む中、前年並みは健闘したのでは」という。
 値下げの時期をねらって商品を買い求める人もいるようで、夏物最終処分の商戦が繰り広げられている。

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