日本初のサツマイモ入りうどん「こがねうどん」を開発、17日発売
さつまいもゆめプロジェクトが
飯島町の食品製造、販売、飲食業の有志でつくる「さつまいもゆめプロジェクト(斉藤俊陽代表、4人)」はサツマイモをつなぎとして練り込んだ乾めんを開発、「こがねうどん」のネーミングで17日から、1800袋限定で販売する。町内で栽培されている焼酎用のイモ、こがねせんがんを用いたうどんは、サツマイモ独特の自然の甘みと色、もちっとした食感が味わえるご当地うどん、食材やギフトとして、期待が高まっている。
共同開発したのは、食品製造の斉藤俊陽さん、料理店の伊藤昇志さん、酒類販売の池上明さん、食品販売の富永芳一さん。
昨年から、サツマイモの焼酎以外の二次的活用として、日本の食文化、めん類に着目し、県工業技術センター加工食品技術員や製粉業者の指導を受けながら、研究を重ね、課題のあく抜きを克服し、保存がきき、商品として扱いやすい乾めんに仕上げた。
製粉と製造は長野市の食品会社に委託した。商品パッケージは水彩画家、佐々木桂子さんが描いた「こがねせんがん」を用いた。
企画開発を担当した富永さんは「ほのかに甘みがあり、こしがあっておいしい。市場の反応を見ながら、販路拡大など次の展開を考えたい」と話している。
ちなみに価格は1袋(250グラム)480円。メンバーの店舗で販売する。
詳細はヤナギヤ(090・4460・0841)マルイチフード(TEL86・3260)天七(TEL86・3055)、池上酒店(TEL86・2011)