クリニクラウン(臨床道化師)講演会
「いろりばた塾」
「健康の駅・駒ケ根」を目指す駒ケ根市は19日夜、健康増進推進事業として6月から開講している「いろりばた塾」の講座「クリニクラウン(臨床道化師)講演会」を東伊那のふるさとの家セミナーハウスで開いた。約30人が参加。講師のクリニクラウン・塚原成幸さん=塩尻市=が笑いの効用について話し、身につけた芸の一端を見せた。
クリニクラウンは病院(クリニック)と道化師(クラウン)の造語で、入院している子ども達のために病室を訪れては、笑いと希望を届けるスペシャリスト。塚原さんは「笑いにはさまざまな効果があり、健康状態や生き方にも大きくかかわっている」と話した。「話しているだけではつまらないだろうから窶煤vと用意したボールやクラブなどを使って得意のジャグリングや皿回しなどを披露。参加者の喝さいを浴びた塚原さんは「この笑いの中から生まれるリラックスした雰囲気と一体感が人間関係の上でとても大切。自ら楽しむ人こそが人を楽しませることができる」と笑顔で訴え掛けた。