まちじゅう美術館の審査で入賞35点決まる
23日から中心商店街に飾る
伊那商工会議所・商業連合協議会は16日、伊那商工会館で「第5回まちじゅう美術館」の審査会を開いた。会頭賞をはじめとする入賞作35点を決めた。
まちじゅう美術館は、商店街に市内の保育所・幼稚園年長児から募集した絵を飾る取り組み。「私の好きなお店」「私の家族」をテーマに、32保育園・幼稚園から691点が集まった。市町村合併で、高遠町・長谷にも呼びかけたため、前回より115点多かった。
審査には主催者役員、地元の洋画家須沢重雄さんの10人が当たり、子どもらしく伸び伸びと表現できているかを基準に見て回った。
「好きな店」は食べ物屋さんが人気で、ふわふわのおいしいパン、赤やオレンジ、黄など色鮮やかな花、棚にずらりと並んだ本など個性あふれる作品がそろった。クレヨンや絵の具などのほか、折り紙をはり付けた作品もあった。
表彰式は23日、伊那商工会館で開く。
応募作品は23日縲・2月25日、伊那地域の中心商店街に展示。例年、年末年始にかけていたが、各店で正月の飾り付けがあるため、クリスマス商戦までとした。
主催者は「子どもたちのかわいい絵が並ぶ。美術館めぐりをしながら、買い物や飲食を楽しんでほしい」と呼びかけた。
入賞者は次の通り(敬称略)。
▽会頭賞(5人)=うしくなおと「ぼくのすきなおみせはほんやさん」(富県北部)ふくよちさき「かぞくでたのしいおふろだよ!」(緑ケ丘)ふくざわはるや「かぞく」(上の原)とのうちたくと「かわいいあかちゃんがたのしみなかぞく」(西春近北)たばたかすみ「わたしのすきなケーキやさん」(富県南部)
▽副会頭賞(10人)=いずみみゆう(伊那北)ゆざわゆう(高遠第四)みやじままき(つくしんぼ)こばやしゆうすけ(伊那西部)ほんだりかるどきよし(上の原)のじゆき(緑ケ丘敬愛)こまつものか(西春近南)すずきももこ(伊那)きゃくのふう(天使)なかむらさゆき(東春近中央)
▽部会長賞(20人)=かにさわけいた(大萱)まきたとしあき(手良)みさわまゆう(伊那北)みやざわりく(美篶東部)はしづめしえみ(西春近中央)かわしまやまと(西箕輪南部)きりやまゆりこ(西箕輪北部)おおぐちめい(長谷)おのとぎそういちろう(竜南)ほそのしゅんいち(伊那東)いのうえまゆか(新山)むかいやまあやめ(竜北)くさのゆうじ、あおきやまと(竜東)はしもとさき(美篶西部)ふくはらたつや(高遠第一)きたはらひろゆき(高遠第二)(竜東)やまぎしゆりな(美篶中央)たなかみゆき(東春近南部)ながたげんき(竜西)